FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

イケメンゾンビ:『ウォーム・ボディーズ』

最近のゾンビ映画って少しコメディ要素が入ったものが多くありません?昔なら、ゾンビが現れたことで文明が崩壊して、残された人類には滅びの道しか残されていないと言った終末的世界観の作品がほとんどでした。
そこから走るゾンビが登場して、それに対する人間のアクションにも幅が広がったので、よりアクション性の強いゾンビ映画がたくさん作られていきなした。『バイオハザード』シリーズがそうですよね。
そんな作品達でしたが、似たような作品はマンネリ化を生んでいきます。そこで考えだされたのが笑いの要素です。『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ブレイン・デッド』『ゾンビ・ランド』など、ゾンビだらけの世界になったのにもかかわらず主人公がニートのだらしない男だったり、真っ先に死ぬような軟弱男が生き残って活躍したり、あまりにも過剰すぎるスプラッタシーンが逆に笑い転じたり、様々なアイデアの作品が考え出されました。
でもそれも、二番煎じ的な作品がまたもや増えていきます。レンタル店に『〜ゾンビ』とタイトルが付けられた、いかにもB級C級作品が置かれているのを目にしたことがありません?ホラー、アクション、コメディ、ともかくいろんなジャンルで溢れかえったいるのが現在のゾンビ映画の現状です。
そんな中、『ウォーム・ボディーズ』と言う作品を昨日レンタルしました。数ヶ月前まで大手シネコンで上映していた作品です。
物語は、ゾンビになってしまった青年が一人の少女に恋をするといった話です。
死c

これだけを聞くと、やはり前に説明した色物的なゾンビ映画に思えますよね。しかし大手シネコンで上映するぐらいだからそれら作品とは違うものがあるんでしょう。でもほんとかな?そんなにわかには信じられない気持ちで作品を見てみることにしました。
世界中がゾンビに覆い尽くされ、生き残った人間達は壁を築くことでその中で生活をしています。
ある日、物資を調達するために壁の外へと出た若者達でしたが、そこでゾンビの集団と遭遇してほとんどの者が殺されてしまいます。
ジュリーは今まさに殺される寸前でした。しかしそこに、一人の青年が彼女に救いの手を差し伸べます。その若者はゾンビでした。彼はジュリーに一目惚れをしてしまったのです。
死b

生き残ったのは自分だけ。しかも周りはゾンビだらけ。
「僕といれば安全」
なんとゾンビの若者はジュリーにそう告げ、彼女の手を取り自分の住処へと連れて行くのでした。
こう書くとなんだか突然の告白と展開のように思えますが、実はこの作品に出てくるゾンビには心が備わっていて考えることも出来るようなのです。でも行動だけは従来のゾンビのまま。なんで自分はこんなことをしてるんだろうと疑問に思っています。ただ人間だった時の自分の記憶はありません。記憶を感じたいがために人間の脳を食べるのです。
それを、最初のモノローグでゾンビの若者が語ります。
死a

そして少女との運命の出会い。心があるわけですから一目惚れも当然と言うわけです。
でも相手はゾンビなわけじゃないですか、ラブストーリーとは知っていたけど、絶対無理に決まってるやろ、と決めつけていたわけです。たしかに彼女に優しいしピンチの時も助けてくれる。でもそれだけの理由で好きになれるものだろうか・・。
それが感情移入してしまうんです。残酷で殺伐とした世界では、このゾンビ青年の純粋な心だけが清らかなものに感じてくるんですね、だから魅力的に見えてくる。それをジュリーも感じたのでしょう。そんな二人を応援したくなります。
死d

自宅へ戻ったジュリーを忘れられずに人間に見つかって殺されるのを覚悟で彼女に会いに行くんですけど、完全にロミオとジュリエットです。こうなるとジュリーもいちころですw
死e

そんな彼らを通して周りが変わっていくところも感動的。人間もゾンビも少しずつ変わっていき、互いの立場を乗り越えて歩み寄っていく姿が実に良い。
死f

もしゾンビ映画に完結編と言うものがあるんでしたら、この映画こそが相応しいでしょう。世界が幸せで満たされる最高のハッピーエンドです。
でも最後に、この話ってゾンビ青年がイケメンだからこそ成り立つんですよね、これがデブのきもオタみたいなゾンビだと世界は未だ暗黒のままだw
スポンサーサイト

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

コメントの投稿

非公開コメント

No title

これ、予告編見た時から気になってたんですよ。
もうレンタルで出てましたか~
最後はハッピーエンドなんですね(´∀`)ヨカッタ
これでバッドエンドだったら嫌ですけどね
バッドエンドになると、途端にB級臭くなりますね……

Re: No title

コメントありがとうございます
全体を通して見てもB級臭さは全然感じなかったですよ
真面目に愛を持って作ってる印象を持ちました。
主人公の二人よりもおっさんゾンビが好きなんですよ。予告にも登場する青年ゾンビの親友です。
最後のおっさんのエピソードが凄く良い。
ゾンビでこんなにも幸せな気持ちになれた映画は初めてかも
プロフィール

ヒッシー

Author:ヒッシー
映画レビューから最新作の情報配信まで、映画に関する面白いことなら何でも書いちゃおうといったブログです。また映画フィギュアの紹介とそれを使ったコント劇も作っています。なぜか真面目な話が作れません(笑)と言うか、お笑いのほうが作ってて面白いし。
読んでくれた人に笑って楽しんでもらえる、そんなブログを目指しています。たまには真面目なレビューもするよ(笑)

その他の映画情報
気になる映画情報をつぶやきます
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。