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相変わらずのウォシャウスキー作品:『ジュピター』

ツイッターのミニレビューから
「ジュピター」を鑑賞。マトリックス以降、観客のニーズと本人らが作りたいものにズレがあったウォシャウスキー姉弟だが、ようやく普通に楽しめる作品を完成させた。だがあまりにも普通すぎて敬遠する人がいるのも事実。作品を一言で言うならスペースオペラだ。宇宙を舞台にした冒険活劇。
しかしスター・ウォーズのような壮大な叙事詩を描いたものではなく、宇宙の危機を救うためにヒーローとヒロインが活劇を繰り広げるという、ややファンタジックな味付けのある物語。史実的扱いのSWとは違い空想冒険活劇の色が濃い。ガーディアン・オブ・ギャラクシーもその類に入る
空想SF冒険活劇にそこまで凝った物語は必要ではない。特にジュピターはそれが潔く、本当に物語は単純明快だ。ヒーローとヒロインの関係も思った通り。要はビジュアルで楽しませてくれたらそれで良いのだ。そこは合格点。宇宙を舞台にした物語とCGの相性の良さは格別だ。
驚きの少なくなってきている最近のCG映像だが、まだまだ胸をときめかせてくれるものがあるのだとSF映画の可能性に夢を抱かせてくれる。今年公開される新スターウォーズは果たしてどんな夢を見せてくれるのだろうか。
ここからはミニレビューの補足
木星
ミニレビューではかなり良い印象のように書いたが、正直、誰それかまわずオススメできるものではない。
確かに『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は世界的に大ヒットしたがあれはマーベル映画であったからこそだ。アベンジャーズで多くのマーベルヒーローが共演したようにガーディアンの世界観もそれらと共通しておりいずれ共演する可能性を秘めている。そしてそのための布石をそれぞれの作品ごとに散りばめているのだ。
それに対して『ジュピター』は完全オリジナルだ。今時ひじょうに珍しい。宇宙を舞台にした冒険活劇なんて大ヒットするとはとても思えない。まあ確かに宇宙を舞台にした映画はありますよ『トータル・リコール』や『スターシップ・トゥルーパーズ』や『エンダーのゲーム』とか。でもそれら映画のようなものではない。巨大なトカゲに翼が生えた姿の宇宙人など先に述べた映画には登場しない。やはり『スター・ウォーズ』と同じ系譜に位置する。でもそれも同列にするのは失礼な話し。
そんな映画を作ることによく製作会社がOKを出したものだ。しかも作る作品作る作品がことごとくヒットに恵まれないウォシャウスキー姉弟監督の作品。
M・ナイト・シャマランと同様にハリウッド業界の七不思議の一つだ。失敗するとしか思えない作品によく何十億もお金を出すなあ。
確かにクリエイティブ性は認めますよ、毎度毎度オリジナルの違う作品を作ってるわけだし。だからってそれが面白いとは限らない。漫画週刊誌で連載するごとに直ぐに打ち切りになる漫画家と同じようなもんだ。でも漫画はあくまでも個人作業、失敗の責任は基本的に作家一人が取ればいい。しかし映画は違う、数百人という人間が作業に携わっているのだ。失敗すれば彼らの努力と想いが泡と消えてしまう。
今回の映画を見れば分かるが、CGや美術や衣装などは本当に凝っているのだ。おそらくスタッフの中には映画に疑問を持ってる人間も多いはず。しかしそれら映像が素晴らしいのは、スタッフそれぞれが自分の手掛ける仕事に自信と誇りを持っているからだ(お金を前払いされてるといった理由もあると思うが)。だからこそ作品が失敗した時のことを思うと報われない。出来る事なら映画が絶賛され大ヒットしてほしい。そうなればそれが名刺となってスタッフの今後の仕事にも繋がる。
そんなリスキーな部分を多く抱えた作品が作られるという謎。ウォシャウスキー監督らにはそこんところを考えて映画を作ってほしいなあ。あとはなによりも、先ずは観客のことを考えて映画を作ってもらいたい。
そんな映画ばかりだと芸術としての映画文化が衰退していくことも分かってるけど。そうなってしまうと世の中マイケル・ベイが作るような映画ばかりになってしまう(笑)
とは言っても、今回の新作はこれまでと比べてかなり敷居が低くて誰もが普通に見れるレベルになっています。
だが敷居をめいいっぱい低くしたせいであまりにも普通すぎて退屈な内容になったのも事実。
どこかで見たアクション、どこかで見たエイリアン、どこかで見た宇宙船、どこかで見た話し、どこかで見たラブストーリー、すべてがそんな感じなのだ。
作りたいものを作って個性を出すととやかく言われる、誰でも見れる映画を作ったら作ったでまた文句を言われる。なんとも扱いが難しい監督である(笑)
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映画レビューから最新作の情報配信まで、映画に関する面白いことなら何でも書いちゃおうといったブログです。また映画フィギュアの紹介とそれを使ったコント劇も作っています。なぜか真面目な話が作れません(笑)と言うか、お笑いのほうが作ってて面白いし。
読んでくれた人に笑って楽しんでもらえる、そんなブログを目指しています。たまには真面目なレビューもするよ(笑)

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