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格闘映画好きなら必ず見よ!:『ウォーリアー』の感想

ツイッターの映画ミニレビューから
「ウォーリアー」を鑑賞。間違いなく数年に一度の名作と断言する。及び格闘映画としても映画史に残る作品だ。全米で巨大な総合格闘技大会が開催されそれに二人の兄弟が出場する。その戦いがとにかく凄まじく、これほどまで痛みと激しさと興奮を感じる格闘シーンを他の映画で見たことがない。
兄は物理の教師となって幸せな家庭を築き、弟は酒に溺れた父の元を母と二人で立ち去り母亡き後は軍へと入隊する。幼い頃に二人揃ってレスリングの教育を受けたがそれ以降は格闘とは無縁の人生を歩んでいた。だが二人は大会に出ることを決意する。その理由こそが戦う原動力だ。
兄は愛する者を守るために、弟は行き場のない怒りを拳に込めて相手と戦う。それが互いのファイトスタイルとなってかつてない戦いを繰り広げる。全身全霊、魂のぶつかり合いとは正にこのことだ。彼らの心と体の痛みが映画を見る側にも伝わってくる。
そしてこの映画は、父と兄と弟、彼ら三人の魂の救済の映画でもあるのだ。最後に全てが浄化され三つの魂が一つになったとき、自分は溢れる涙と心の震えを止めることができなかった。ぜひこの感動を体験してもらいたい。

ここからはミニレビューの補足
戦士a
この作品は2011年作品です。主人公兄弟の父親を演じたニック・ノルティはこの役でその翌年のアカデミー賞で助演男優賞を受賞しました。
自分のせいで不幸な目をあわせてしまった妻や息子達に罪悪感と後悔を感じており彼もまた人生に苦しんでいる。酒を断ち真っ当な人間に変わったと説明しても息子たちは彼を許しません。その姿は哀れの一言です。そんな人間をニック・ノルティは見事に演じています。
戦士d
それと同様に素晴らしい演技を見せてくれるのがトム・ハーディです。
酒浸りで暴力的な父親の元を母と二人で立ち去り、彼は病気で苦しんだ母の死を看取ります。
そのため彼が父親に抱く恨みは相当なのだ。
でも彼は父の元へ帰り格闘技大会に出場するために昔と同じようにトレーナーになってほしいと頼む。彼の父親に対する恨みは凄まじいはずです、おそらく殺したいほどに。なのに頼んだ。そこには、母に死なれたあとの彼の人生が関係していた。そしてある目的を絶対に叶えなければならなかった。だからこそ父親にトレーナーを頼むのだ。
しかし父を許したわけではない、その手で触れられることさえも拒み、父をまるでゴミを見るような存在として扱う。
そんな彼だが、時に後悔の顔を見せる。恨みしかない父なのになぜこんな気持ちになるのか。
そこにも理由があり、トム・ハーディは主人公の抱えるそれら複雑な内面を見事に演じ切っている。
戦士b
戦士c
それはもう一人の兄弟を演じた役者にも言えることで、これほどにバラバラになった親子が戦いの果てに最後に一つになる姿は本当に感動的だ。
今も思い出しながら鳥肌が立ってくる。
これほどの傑作なのになぜ公開されずにしかも今頃ソフトがリリースされるのか。
おそらく、トム・ハーディが主演した『マッド・マックス:怒りのデス・ロード』が関係してるんでしょう。マッド・マックスがなければ生涯リリースがなかった可能性が高い。
実は日本ではこんなパターンが多いんですよ。他にも沢山の未公開作品が存在している。
話題性のある作品公開とその吹き替えにタレントを起用するのも良いが、映画ファンが本当に見たい作品を劇場で上映してほしいものである。
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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

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No title

『ウォーリアー』のインド版リメイク映画が作られていました。
英語タイトルは『Brothers』

やっぱり歌と踊りはあるんかな?
本編は156分あるようです。オリジナルよりチョイ長め。

予告編↓
https://www.youtube.com/watch?v=QuRSCU0tOKs&feature=youtu.be

Re: No title

ようかんさん、コメントありがとうございます。
全く同じでびっくりw
この前見たばかりだからはっきりと分かるw世間的には4年前の作品だからリメイクに不自然さを感じないんだろうけど。
でも予告は迫力ありますね、特に特訓シーンはオリジナルよりも熱い感じで描かれてるかも。ちょいロッキー的な感じで。
最近のインド映画にはまだ音楽がついてるんですか?
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ヒッシー

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映画レビューから最新作の情報配信まで、映画に関する面白いことなら何でも書いちゃおうといったブログです。また映画フィギュアの紹介とそれを使ったコント劇も作っています。なぜか真面目な話が作れません(笑)と言うか、お笑いのほうが作ってて面白いし。
読んでくれた人に笑って楽しんでもらえる、そんなブログを目指しています。たまには真面目なレビューもするよ(笑)

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