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もう20回ぐらい見たか:『パシフィック・リム』

12月11日にリリースされる『パシフィック・リム』のDVDとブルーレイに先駆けて、ダウンロード版を28日に購入しました。
その映画の存在を初めて知ったのが約1年前。その後情報を追い、つど熱く語ってきたこの作品。楽しみな作品ほど妄想してしまうことも少なくなく、まだ観ぬロボット達と怪獣達との激闘に胸を躍らせ、公開のその日が来るのをなによりも心待ちにしていました。
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しかし、そんな作品ほど公開初日に落胆することがあるのも事実で、期待よりも下回ったり、正直ここ何年かは、思っていた以上と心の底から面白いと言える作品に巡り会う事がなかった。それは期待すればするほど・・
だとすれば、『パシフィック・リム』は相当危険が伴うというわけで・・・そして公開を迎えたその日、さてどうなったのか。
結果、大満足の作品となりました。
日本のロボットアニメや怪獣映画への敬愛。その伝統と、それを築いてきたかつての制作者達の情熱を、ハリウッドの実写大作映画として結実させた凄さがこの作品にはあります。
巨大ロボット、怪獣、戦いやドラマを盛り上げるための演出、美術やアイテムなどに込められた設定、そしてキャラクターなど、そのほとんどが日本の伝統的な表現方法で占められており、それらが渾然一体となって見事な作品として完成されたことに、ただただ驚き感動するばかりです。単にそれらが好きだからといった理由だけではここまでの完成度はなし得ない。
まず、このような題材をサマームービーの超大作として選択すること自体が凄い。
巨大ロボットものなんてアメリカの文化に根付いてないし、あっても三流の映画会社が作ったB級作品といったぐあいだ。
滑稽で小さなお子様向け、せいぜいそんなイメージでしかない。日本で言えば、ヒーロー戦隊シリーズでヒーロー達が乗り込む巨大ロボといったふうに。
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しかも戦う相手は個性豊かでユニークな怪獣たちばかり。ほとんどのアメリカ人の思考は、モンスターと言えば遺伝子実験や生体改造から生まれた突然変異の生物か、太古から存在するUMA、いわゆる未確認生物の延長でしかなく、キングギドラやガメラやバルタン星人といった怪獣は意味不明なのである。
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『パシフィック・リム』の出演者までが「ストーリーがぶっとんでて、始めは訳が分からなかった」とインタビューに応えてるぐらいですから。
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そんな巨大ロボットと怪獣達が世界各地で戦うのだから、余計に訳が分からん、と言われてもおかしくない。
さらにそのうえで日本のオタクカルチャーの表現を取り入れる。スーツはエヴァンゲリオンから、チェーンソードはガリアン、操縦法法はGガンダム、主人公の機体の動力源が原子炉なのはアニメ版のジャイアントロボから?その他にもあげだしたらきりがありません。映画に登場する様々な設定が、それらをモチーフにして作られているようです。
戦いの盛り上げかたも、いかにも日本のアニメチック。
イェーガーの出撃シーン、ポーズをとって叫ぶ必殺技、味方のピンチにかっこよく現れる主役機、絶体絶命のピンチに出される最強の必殺武器、これを熱くならなくてどうする!、そんなシーンが次々と登場します。この演出こそが日本のアニメです。
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今によくあるリアルな設定のアニメではない、ちょっと荒唐無稽な昔のアニメ演出スタイル、といったところ。
だから怪獣が地球を攻撃する理由もそんなに複雑なものではない。昔の特撮怪獣ドラマだってそんなもの。よくある話で分かりやすいです。
キャラクター設定もそう。過去の作品で何度も語られたような設定で、映画の分かりやすさにはこのぐらいがベスト。
それらを無駄なく繋げ、テクノロジーの進歩によって本物の風格を与えたのが『パシフィック・リム』なのだ。
リスクの塊であるこの作品の製作に踏み切った映画会社と、なによりも、作品を成功に導いたギレルモ・デル・トロ監督の日本のオタクカルチャーへの深い愛情と敬意、そして良いものが出来ると信じる信念。もう感謝以外に述べる言葉がありません。
そして、ロボットとモンスターを愛する全ての人からありがとう。続編もほとんど決定したようなのでその日が来るのを再び心待ちにしたいと思います。
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テーマ : SF映画
ジャンル : 映画

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読んでくれた人に笑って楽しんでもらえる、そんなブログを目指しています。たまには真面目なレビューもするよ(笑)

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