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漫画は美少年、映画はおっさん:『オール・ユー・ニード・イズ・キル』

ニコニコ生放送で生中継された『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のジャパンプレミアを見た人はいますか?
主演のトム・クルーズとダグ・リーマン監督、そしてプロデューサーの方が来日して、大阪、福岡とイベントをこなして最後に東京でプレミアを行いました。なんとこれをたった一日のあいだで。そんな超忙しいスケジュールのなかでもトムは多くのファンにもみくちゃにされながら笑顔でサインや写真撮影に応えていました。
ほんと偉いよね、とくにトムのサービス精神は他のハリウッド俳優と比べても段違いだし。
東京でのプレミアの壇上でも、この作品を大好き日本のみんなに見てもらえることをずっと待ち望んでいました、今日その日が迎えられてこんなに嬉しいことはありません、と何度も作品に関われたことへの感謝の気持ちと日本のファンへの愛情の言葉を忘れない。そのあいだもずっとトムスマイル。いやほんと偉い。


これでねえ、アメリカでヒットしていれば・・そうすればそれを前面的にアピールしてもっと会場がご機嫌なものになったのに。
ヒットしてないとは言ったけど、最終的なトータルで見たらそこそこは行くんですよ、1億には届かないけど7000~8000を稼ぐのが最近のトムの映画です(全米の興収)。爆発的な出だしはないけどしぶとくランキングにいつずけてじわじわと稼ぐのがトムの映画。この数字は十分ヒットのうちに入るんですけど彼の映画は制作費がかかるんですよ、だからコケタように見えてしまう。ミッション・イン・ポッシブルシリーズだけでしょうね、出だしが良いのは。
おそらくその原因は若いファンがついていないことにもあるんでしょう。彼の興行は昔からの年配のファンでもってるところが大きいはずです。でもそう言った人達ってあまり映画館に行かなくなりましたからね、DVDが出たらそれを見たらいいと考えてしまう。自分は44歳ですけど、やはり最近はそんなところがあります。もし40歳以上でこれを読んでる人がいたらそう思いませんか?
それを考えると、トムの今後が少し心配になってしまいます。
でもトムの頑張りは相当なもんです。そういった厳しい状況下でも次々と面白い作品に出演し続けていることが驚異的。だって思いません?まず外れがない、しかも50歳すぎですよ、彼こそスターの中のスターでしょう。
今回の『オール・ユー・ニード・イズ・キル』にしても、ライトノベルと呼ばれるアニメ好きな子供が読む日本の小説が原作で、特に有名でもない作家と原作の映画化に意気込んで出演する俳優なんて、その人がいかに新しい発想とビジョンを持った人であるのかが分かります。トム・クルーズがなぜバラエティに富んだ面白い作品を作り続ける事が出来るのか、その秘密は彼のそんな部分にあるのではないでしょうか。
だがしかし、いくらこれまでにない新しいことをやろうと意気込んでみたところでどうにもし難い壁は存在する、それが年齢と言う壁だ。
『オブリビオン』の時にも思ったが、大きなスクリーンで見たトムの顔は明らかに老けていた。50歳すぎも納得の顔だ。
『オール・・』の原作では主人公は20歳代くらいの初年兵と言った設定です。その彼が初めての実戦で地球を侵略にきたエイリアンに殺されてしまう。
映画では初年兵が重要なキーポイントになります。戦闘経験のない青年が死んで生き返る時間のループを繰り返しながら戦闘経験を身につけていくのが映画のストーリーです。
この設定のままだと見た目50のトムでは無理がありすぎる。中年がいきなり軍隊に新兵として入隊するなんてありえません。もしこれが若手の役者ならすんなり設定のまま通れたでしょう、でもトムはこの原作に惚れ込んで何が何でも出たい。そんなわけで物語の冒頭にオリジナル部分が付け加えられました。それは、主人公を軍のスポークスマン、つまり広報部の担当にすることで彼を戦闘経験のない人間に設定したんです。
そんな彼が上官から戦場に行けと命じられる、そこから生中継をせよと。でもトムはそんなのまっぴらごめんだと上官に逆らい結局逮捕、そして脱走兵として無理矢理前線へとおくられてしまうのだ。
はい、これで見た目50の新兵の出来上がりです(笑)正直このあたりは少々無理矢理な感じがしないでもなかったけど(笑)
実は自分は漫画版の原作しか見ていません。だから今回のレビューは漫画の知識を前提に書いてることを予めご了承ください。
漫画版ではここから凄惨な闘いに突入します。それこそ何度も何度も体を傷つけながら死と生のループを繰り返して行くわけです。手足はもげ、体がバラバラの肉片になりながらも。はっきりいってグロ描写が満載です。これをそのまま映画化したら確実にR指定になってしまう。だから映画はそのへんを直接見せません。トムは何度も何度も「ワー!」とか「ギャー!」とかの叫びを上げるだけで次に画面が変わるとまた以前の場面に戻っているんです。そしてまた同じ戦闘を繰り返して死んで行く。それを繰り返し繰り返し見ていると結果どうなるのか。
笑いが起きるんです(笑)
おそらく100回は超えてるでしょう。その死んで生き返るの繰り返しがコントに見えてくる。実際、他の観客にも笑ってる人が何人かいました。もしこれがリアクションの激しい外人が見たらもっと凄いことになるのでは?
おすすめは、トムが走ってきたトラックの下に潜り込もうとしたところをひかれてしまうシーンです(笑)
漫画ではあれだけおぞましい場面がまさか表現を緩くしただけでこんなにも緊張感がなくなるとは。
でも多分あえてそんな感じに作っているようにも感じました。結構ギャグが多いんですよ。そのたびに客も笑ってたし。こういったところにハリウッド映画的な部分を感じてしまいます。
でもそれも、リタと言う女戦士が登場してからは空気が変わってきます。
時間のループを繰り返すトムは闘いのなかでリタと出会います。そしてその闘いのさなかに死んでしまう彼女を何度も救うのでした。
何度か目のループに入ったトムは彼女にこう告げられます。
「目覚めたら私を見つけて」
そしてまた死んで目覚めるトム。
彼女には何かの秘密があるよです。目覚めたトムはリタを探しに行き、ついに二人は出会います。
この戦争を終結させるための本当の闘いはこの出会いから始まるのです。


ループの原因と死を回避するための方法は原作と同じです。それを成功させるにはトムが強くなって敵に殺されないようにすればいい。それも同じ。

この作品はラブストーリーにもなっています。そのあたりは映画版のほうが効果的な演出になっているように感じました。
実は物語りの中盤で、トムが彼女を救うために数限りないループを繰り返していることが分かります。リタが何度ループを繰り返したのかと訪ねる場面があるんですがトムは具体的には応えません。おそらく1000?もしかしたら5000?いやそれ以上かも。でも彼女を救えない。そんな途方もないループの中で彼女を守る気持ちがはっきりとした愛に変わっていったんでしょう。これは原作にはない話です。
途中で厳しい表情へと変わりまたたくまに強くなったトムですが、その理由にはなんとしてでもリタを救いたいといった想いがあったんでしょう。
『シュタインズゲート』と言うタイムループを題材にした大変良く出来たゲームがあるんですがそれとよく似た感じでしたね。あれも好きな人を守るために永遠とも思えるループを繰り返すんですが、救えないことで心がボロボロになって行く主人公が見ていてすごく辛かったのを覚えています。映画はここまでボロボロになりませんけど。映画『バタフライエフェクト』もそんな感じですよね。けどもう少しリタへの想いが伝わってくればもっと良くなったかな?
映画はこのあたりからオリジナルのストーリーへと変わって行きます。
この二人の想いがラストシーンへと繋がるといったぐあいです。映画的にすごく良い締めのラストだと思います。
原作は切ない感じでしたけど映画は希望があります。
あとはパワードスーツですね、映画は現実世界の延長にあるようなかなりリアルなものになっていてメカ好きにはたまらないものがあります。

でもほとんどむき出しなんであれだとアッと言う間にエイリアンに殺されると思うけど(笑)しかも動きがそんなに早くない。その点、漫画はアイアンマンみたいなスーツで早さやパワーがあるので映画よりも安全度が高い。でもリアルさでは映画版の方が勝る。自分は映画の方が好きかな。
何はともあれ、ひじょうに満足できた作品でした。次は吹き替えでもう一度見に行く予定です。
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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

白塗りメイク以外で一番好きかも:『トランセンデンス』

7月2日からの公開に先駆け、27日と28日に先行上映される『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のチケットをその前日に買いに行きました。
仕事も終わってのんびりできるし、せっかくわざわざ遠くまで足を運んで来たんだからなにか見て帰ろうかと思い立ち、チケット販売機の画面に表示されている作品一覧に目を通して見つけたのが『トランセンデンス』でした。
ジョニデa

「そういや今日からだったな」
てっきり忘れていました、もしかしたら今日みたいな思いつきがなければ明日以降もずっとスルーしていた作品かもしれない。自分の心はすでに『ゴジラ』と『猿の惑星 ライジング』へと向いているのだから。
本命までの繋ぎの小品。『トランセンデンス』に対する自分の位置づけはそんな感じでした。特に日本に多い、ジョニデファンには申し訳ないけど。
でも実際どうなんですかね、今も熱狂的なジョニデファンとかいるの?ほとんど人がパイレーツから入ったファンでしょ?その作品だってとっくの昔に終わっちゃったし、それ以降は得意の白塗りメイクキャラの作品ばっっかりだし、ここ最近は作品だってヒットしていない、でもやっぱり日本での彼の人気は相変わらずなのかな。
『トランセンデンス』を見に劇場に入るとガラガラだったんだけど・・金曜日の夕方とかいつもこんなもんなのかな、仕事帰りとかにもっと人が来てそうなもんだけど、特に金曜日はのんびりできるでしょ?あのガラガラ具合にはちょっと驚いたなあ。明日には入ってるんだろうか。
ぶっちゃけて言うと、『トランセンデンス』はアメリカで大コケしました、彼が主演した前作の『ローン・レンジャー』も。もちろん作品の内容にも左右されますが、おそらくジョニデで観客を呼べることが出来なくなってるんじゃないですかね。もうティム・バートンとのセットでしか価値がなくなってるのでは?まあそんなことは昔からみんな気づいてると思うけど。だって彼の出演する作品って質の幅が大きすぎる。作品撰びが下手。だったらティム・バートンとのコンビにしとけば一定の保証は約束されてるしそれだけ見とけばいいや、となる。でも最近はそれもあやしくなってきたけど。
そんな感じなので『トランセンデンス』が大コケしたのもうなずけます。ティム・バートンを抜きにしてピンになったジョニデの映画を見に行くのはあまりに冒険、それが例えクリストファー・ノーラン総指揮の映画であってもだ。
そう、この映画はノーランが製作総指揮なのだ、あのダークナイトシリーズやインセプションの。なのにあの大コケっぷり、それほどピンのジョニデをみんなが避けたがっていると言うことか。
でもそれだけではないはず、まず物語の設定が、印象としてありきたりで古い。
意識をデータ化してコンピュータの中に入った男がいずれ世界の脅威になるといった話。
こんな話のSFって昔から他の映画や漫画やアニメであるじゃないですか、そして暴走したコンピュータが人間を敵と見なして戦争をしかけてくるって言うやつ。その闘いに負けた人類は機械が支配する世界の統治下におかれるとか。そんな映画にはパターンがあってある程度は先が読めてしまう。
そういった印象が『トランセンデンス』には少なからずあっと思うんです。それで損をしている。おまけにジョニデ主演だし。また外れの臭いがプンプンする。
でもですね、そこはやっぱりノーランが関わってる作品だなと、映画を見て改めて思わされました。
こんな設定を今のハリウッドが作るなら必ずCG多く使った派手なアクション大作といった感じになるはずです。人類とコンピュータの闘いを、もしかしたらマトリックスばりのアクションで描くかもしれない。
コンピュータと同化したジョニデは妻と共に姿をくらまします。それから2年、そのあいだに彼の存在を危険と見なした国は軍を動員してジョニデらの追跡と抹殺を計画するんです。
そりゃ当然ですよね、そんな話、結末は決まって人類絶滅なんですから。良い話なんて聞いたことがない。
それだから人間は勝手に恐怖をして自己防衛をとろうとする。
またこの作品には、反テクノロジーテロ組織と言ったグループが登場して、主人公が死んでコンピュータ化したもともとの原因は彼らの仕業によるものだったのです。そしてコンピュータを停止させるために彼らも軍と行動を共にすることになる。またテロ組織は目的のためなら手段を撰ばない過激な連中で爆弾まで使用します。それほど彼らはジョニデを恐怖の対象として見ているのだ。
では当のジョニデと妻はどこで何をしているのかと言うと、彼らが消えた2年間、別に世界に戦争を売ったわけでもなく、地下に巨大な施設を作ってナノテクノロジーの研究と開発を行ってそれを人類のために使おうとしているだけなのだ。
怪我や病気をした人間をナノテクノロジーで治して人道的活動をしているにすぎなかった。
面白いのはそこで、人間とマシンの立場が逆転していることなんです。いつのまにか人間のほうが過激で暴力的な存在となっている。
ここがノーラン風ですよね、善と悪の境界線をはっきりとひくのではなく曖昧にしている。
ジョニデにはなにかの計画があって今の行動をしているようです。それはもしかしたら今までをひっくり返して人間に敵対する行動かもしれない。しかしそれも人間側の憶測にすぎない。
曖昧な境界線はずっと続いて行く事になります。はたしてジョニデと人類が最後に行き着く先とは。
この映画はこれまでにあったようなコンピュータVS人間といった内容の映画ではありませんでした。
今、人類と世界はどう変わってい行かなければならないのか、それを示します。
またそれは、たった一つの愛から生まれたものでした。
自分的には好きな作品でした。これまでのジョニデ作品の印象で見ると大きく損をしている作品です。
冒頭であれだけボロクソに書いといてジョニデとファンには申し訳ないけど(笑)
でも今回で勘弁してください、おすすめの作品と言っておきます。

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肩パッドを語る(笑):『マッドマックス:フューリーロード』

『マッドマックス フューリーロード』の最新画像が大量に公開されました。
撮影自体は結構進んでいるはずなのに映像がなかなか公開されない、だから物語の内容がさっぱり。そんなやきもきする状態がずっと続いていました。公開されてるのは主人公のマックスぐらい、しかもずっと同じ写真が一枚だけ。
マックスd

それだと妄想も出来ないじゃんよ!(笑)
あのマッドマックスのおよそ30年ぶりの最新作、楽しみでしょうがないじゃないですか、しかも監督はシリーズを生み出したジョージ・ミラー本人がつとめている。
マッドマックスに影響を受けた作品は数知れません。世界観、キャラクター、衣装、乗り物、アクション、特にマッドマックス2、この作品が与えた衝撃と影響は計り知れない。
マックスf

日本では、もちちろん『北斗の拳』ですよね。マッドマックス2の世界観に拳法家同士の闘いをプラス、それが『北斗の拳』でした。
北斗の拳の主人公ケンシロウのモデルはマッドマックスのマックスです。寡黙でストイックな性格に、革製の黒のジャケットとパンツ、そして荒廃した世紀末を生きる人間には絶対に欠かせないお洒落アイテム(笑)ショルダーパッド。
マックスh

ケンシロウなど何度闘いで服をボロボロに破いても、次に服を新調した時でも必ず肩パッドだけは忘れなかった。しかも付け替えるたびにデザインが凝ってゆく(笑)なかには正体不明のヒラヒラがパッドからぶら下がっていたり。
「他の人と差をつけたいお洒落なあなたに」。
それほど肩パッドは、この時代に生きる者にとっての唯一とも言える個性を主張できる大切なアイテムだったのだ。
ちなみに、悪役の世紀末お洒落ポイントはモヒカン刈りだ。
マックスg

我々はすでに刷り込まれているのだ、もし戦争や自然災害で世界が滅んだら人間はそうやって生きて行くのだと。俺だけかもしれんけど(笑)
それを最初に生み出したのが『マッドマックス2』だ。
でだ、俺が一体何を言いたいのかと言うと(笑)
そんな俺たちが大好きな世紀末世界を新マッドマックスがちゃんと描いてくれているのか、と言うことだ。
それがこれまでちっとも分からなかった。
しかし今回公開された画像は、これまでのモヤモヤを吹き飛ばすぐらいの興奮に満ちたものであった。
とにかく見ていただこう。

うひょ〜かっこえ〜ちゃんとマックスしてるやんけ〜。肩パッドもちゃんとある!これこそマックス!よく見たら足に付けられた金具製のギプスも同じ。
ちなみに雑誌表紙の右の女性、彼女は新キャラの女戦士を演じるシャーリーズ・セロンです。しかも左腕にはメカメカしい義手が!

マックスa
マックスb

ゲテモノな敵も2を踏襲した作りで良し
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ハンドルを握るセロン姉さんとなぜか真っ黒黒助な姉さん。
マックスc
マックス3

それにしても体はってんなあ、もとはこれだぜ。『モンスター』以来の体を張った演技か?
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車の前に人間を縛り付けるのももはやお約束(笑)そして改造した車やタンクローリーも2と同じ。
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ん?いやまてよ、これってやってること2とまったく同じではないかい?たしかに2のテイストは歓迎なんだけど・・・
続報を待て!!

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予告レビュー:『猿の惑星:新世紀 (ライジング)』

今年の全米サマーシーズンの映画対決は『トランスフォーマー4』と『猿の惑星 ライジング』で決まり!
共に7月公開、夏を制するのは果たしてどっちだ!
まあ『トランスフォーマー』なんだろうけど(笑)また初日の興行記録とか更新するんだろうな。週明けに出る週末三日間の興行収入が気になります、たぶんこれも記録を更新するんでしょう。一億ドル越えなるか?
でもそんな記録を作っても相変わらず中身はスッカラカンなんだろうけどさ(笑)それで見た人はボロクソにレビューする(笑)で結局、マイケル・ベイの撮る映画なんでしかたないよね、となる(笑)
映画なんてしょせんはアトラクションと同じだろ、体感して興奮するのが最高のアトラクションだ、なら俺は破壊と爆発と大音響で観客を興奮させてやる!
とマイケル・ベイが言わんとしてることを手短かに訳してみました(笑)
彼の映画はそんな感じです。でも物語の充実度を求めるなら『猿の惑星』を見に行ってください。前作の『猿の惑星 ジェネシス』を見た人ならもうお分かりですよね。
今回は、知性を得て人間達の世界から去っていった猿達と、10年後、ウィルスの死の脅威から生き残った人類とのあいだで遂に全面戦争が勃発します。
しかし事の始まりは簡単なことではない。
シーザーをリーダーとする猿達はコミュニティを作って幸せな暮らしをしていた。彼らは決して人間に敵対する存在ではなかったのだ。しかし静寂は破られる。人間に憎しみを持つ一匹の猿が起こしたある事件をきっかけにして二つの種族は敵対関係となる。
かつて人間の下で愛を受けて育ったシーザーは苦悩する。人間と仲間、自分はどうすればいいのかと。
しかしその思いとは裏腹に、過ちをおかした猿を新たなリーダーに、先導された多くの猿達は人間を襲撃するために集まるのだった。
そして遂にその日がやってくる。

シーザーをリーダに、平和な楽園を築く猿達
ライズb

人間とのあいだにも友情が生まれる
ライズc

荒れたこの世界で、子供は未来への宝なのだ。それは人間も猿も等しく。
ライズd

その世界を壊そうとする者がこいつだ。100パーセント極悪であることが分かる顔だ。
ライズe

そんな極悪猿はシーザーを目の敵にする。イケメンで人気者だし嫉妬もあるんだろうね(笑)
ライズf

そしてついにやつは人間に銃口を向ける。
ライズh

懇願するもすでに遅し。
ライズg

これをきっかけにして破滅への扉が開かれた。破滅はもちろん・・かつてのオリジナル版を見た人なら知ってるはず。
ライズi

いったい誰が犠牲になると言うのか、シーザーと彼と友情を結んだ人間ははたして。
ライズj

おまけ。もうひとつの『猿の惑星 ライジング』

どーーーーーん!!
ライズm

この猿野郎!俺をなめるんじゃねえ!
ライズk

!!!!
ライズl

人類全滅
ライズn

ライズa

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筋肉祭り開催+おっぱい:『300 帝国の進撃』

『300 帝国の進撃』をレビューする前に、少しここで300シリーズの物語で描かれた史実による闘いがいったいどれほどの規模であったのかを確かめてみよう。
まずは記念すべき第一作、ギリシアに侵攻してきたペルシアとギリシア連合との戦争、テルモピュライの闘いです。
映画では300人VS100万人の闘いを大々的宣伝していました。この300と言う数字はギリシアのスパルタ歩兵の人数で実際は他の地区からも多くの兵が参加していて合計は5000人を越えていたそうです。
対してペルシアは歩兵が170万、実はこの時点で映画の宣伝を越えてます(笑)しかもそれプラス、アラブやリビア、その他ヨーロッパからの参加兵を合わせると200万を越えていたそうです。
だから300VS100万も5000VS200万もそんな大差ないんです、数が多いか少ないかだけ、ならスパルタ300人だけの闘いにしたほうが絶対に面白いに決まっている、その設定だと燃えるでしょ?
結果それは正解でした。めちゃくちゃ燃える熱い作品でした。
そしてその続編となるのが現在公開中の『300 帝国の進撃』です。
この作品では前作の闘いと同じ時間帯に別の場所で行われていたアルテミシオンの海戦とその後のサラミスの海戦が描かれています。
海戦で使用された艦隊はギリシア連合324隻に対してペルシア1207隻。こちらは前作のように間引くことなくそのままの数値です。人数的には一隻につきおよそ100として、両国ともに万クラスの闘いであることは間違いありません。
そしてサラミスの海戦。これはギリシア連合380隻に対してペルシア684、こちらも万を越える同士の闘いでしょう。
ここに書いた数値はウィキペディアを参考にしていますのでより詳しく知りたい人はそちらで調べてみてください。
さて、ここでようやく本題に入ります。結局なにが言いたかったのかといいますと、やはり人数が少ないほうが物語は面白い、これに尽きます。
まずストーリーや絵をシンプルに出来る。
戦うのはレオニダス王率いるスパルタ300人の兵士だけ。全員の意思が一つになってるのがはっきりと分かるし、それは闘いの戦法にも表されています。全員で一丸となって強固な壁になり敵の攻撃をはじき返す。100万の敵を相手に対抗するにはそれしかないのだ。300人だとスクリーンに全員が収まるので並んだ姿も絵になってかっこいいしね。それにあの筋肉、絶対に負ける気がしないし見てる側のアドレナリンも興奮で沸き立つ。
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だから続編のように数万の人間が散り散りに入り乱れて戦うと戦法なんてないようなもので、とにかく近くにいる敵同士が切り合っているだけといった闘いになり感情移入がしにくい。まあそのために海戦があるんだけど。でもそれっだって別段感心するような戦略なんてなかったなあ。なんか舟と舟とが特攻をしまくっているシーンは多かったけど(笑)でもあれだけの舟の数なんだからそんなもんじゃないの、海戦なんて。
その海戦を指揮するのがアテナイのテミストクレス。髭はレオニダスとそっくりなのに演じてる俳優がなんか薄味で今ひとつ強烈な個性に欠ける。これではリーダーとしていかがなものでしょう。
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そんな個性の少ない登場人物たちのなかで唯一気を吐いているのが、エヴァ・グリーンが演じるペルシアの海軍司令アルテミシア。
その剣術においてはペルシアにかなう者無し。その美貌と色気立つ体は寝床を共にする男達をたちまし奴隷化してしまうほどだ。加えて非情で残虐。
進撃a

そんな彼女であるがギリシア湾沖では幾度かの敗戦をきっしていた。あいての軍将はテミストクレス。そこで彼女は奇策に出る。
闘いを解消するための話し合いをするべく自軍の舟へとテミストクレスを招待した彼女はいきなり彼を襲うのだ!
テミストクレス危うし!
何が起きたのか分かりますよね。その勝敗はいかに!
進撃c

結局アルテミシアのやられ損でテミストクレスが満足顔で帰ります(笑)また帰って部下から何かありましたかと訪ねられて複雑な表情をしながら何もなかった返すテミストクレスも情けない(笑)なんだその態度は、それでもアテナイのリーダーか!
これで怒ったのがアルテミシアだ。当然である、自尊心がズタズタなのだから。するとどうだ、今までの負けが嘘のような鬼神のごとき闘いで敵を圧倒するではないか。これがかの有名なアルテミシアの海戦である。ギリシア連合はある場所で行われたセックスの結果で負けたのだった(笑)そのことはギリシア連合の誰も知らない。当然だ、テミストクレスが今更みなに謝れるわけがない(笑)ちなみに、そんなセックスバトルがあったのかどうかは史実では定かではない。まあないな。
でもこれって書いてて面白い話だな(笑)
300シリーズで特徴的な映像やスローモーションは前作と代わり映えしないし、とくにこれといって感心するものがない中で本当にたった一人で頑張っているのがエヴァ姉さんです。デカパイも惜しげもなくぼろーんと見せてくれるしほんま得した気分(笑)
でもエヴァ姉さん死んじゃったしなあ、続編ではいよいよサラミスの海戦が本格的に始まってギリシアとペルシアの戦争にも決着がつくんだけど、エヴァ姉さんがいなくなるとつまらなくなるなあ。
いや、まだ彼女がいた、最後に現れた彼女は手に持った剣で敵を血祭りに上げて行く。その剣は亡き夫の剣、そう、彼女こそがレオニダス王の妃なのだ。
進撃d

うん、彼女がいれば続編に希望を託せるかもしれない。結局世界は女を中心に回っていると言うことか(笑)

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でもやっぱり冒険ものが見たい:『風立ちぬ』

荒井由美(松任谷由実)が歌う『ひこうき雲』を聞きながら涙が溢れそうになる。
菜穂子さん、ありがとう、本当にありがとう・・・・と僕は心の中でつぶやくのだった。
でも・・でも・・なんでやあああ。
健気で、献身的で、一途で、聡明で、それでいて子供のようなあどけなさがあって、そんな心のお美しいお人が、なんで、なんでやあああ。
風a

『ひこうき雲』は彼女の優しかった笑顔と声を思い出させ、しかしそれは次第に色を失い最後は消え行く。
もう彼女はここにはいないのだ。なんて悲しい曲なのか。でも優しい歌だ。失ったものは多い、もしかしてら間違いだってあったのかもしれない、でもあなたは想いを叶えるために懸命に生きてきた、これからもそう生きて行きなさい。曲はそうやって優しく包んでくれるようだ。
行ってしまった彼女の最後の言葉、そして映画のキャッチフレーズである『生きねば』。主人公に訪れる最後のシーンを見るとそんなふうに思えてしまいます。
結構辛いラストなんですよ、宮崎アニメで一番悲しいラストと言っていい。
この映画は実話です。航空機設計士であり零戦を設計した人物、それがこの作品の主人公、堀越二郎です。物語は彼の半生が描かれます。
大学を卒業した二郎は会社へと入社しそこで戦闘機の設計を任されます。数年後、会社の命令でドイツへと渡った二郎はそこで技術の習得を学びます。それが大体中盤まで。そこからは、日本へ戻った二郎と彼が上京した頃に知り合った菜穂子との再会、そして恋と結婚までが描かれます。しかし菜穂子は生まれつきの結核を患っていて、そんな彼女の側に付き添いながら零戦の完成を目指す二郎の姿を映画は最後まで描きます。
中盤までは堀越二郎の実際の物語、中盤からラストは堀辰雄と呼ばれる文学作家が書いた『風たちぬ』の物語を二郎と菜穂子を主人公にして脚色したものです。
冒頭での哀しみの叫びがなんであったのか分かったでしょ?この菜穂子と言う女性がとても良い。こんな女性、もうこの日本にはいないやろね。
自分は中盤からのこの二人の話が好きなんです。二郎に会いたくてしかたなくて入院先を抜け出して彼のもとへとやって来るんですよ。二人が走りよって互いにギュッと強く抱きしめ合う場面とか、二人がどれほど愛し合ってるのかが強く分かる場面です。もう本当に凄いんですよ、プロレスラーが互いにぶつかってそのまま凄まじい力で体をホールドするみたいな(笑)
風b

こんなシーン、今の映画やドラマではとてもじゃないけど恥ずかしくて出来ないと思うんですよ。昔のハリウッド映画やフランス映画なんかではありますよね。このあたりはアニメである特権といったところでしょうか。まあ今のアニメでもそんなシーン見ないですけどね、やっぱり宮崎駿のセンスで良いシーンになるんでしょう。つくずく唯一無二の才能なんだなと思います。これじゃあとに続く人がいないのも当然かも。
でもそれだけじゃないんですよ、絶対に今じゃ出来ないような場面や台詞が次々と出てくる。これはかなり衝撃ですよ、まさかこれが本当に宮崎アニメなのかと目を疑ってしまいました。
キスシーンは何度もあるは、愛してるよ、奇麗だよ、などの愛を語らう台詞がたくさんあるはで、これがなんだか生々しい。いやあ、めっちゃ二人の愛が伝わってきます。そして極めつけがチョメチョメまで。そのシーンと会話もなんだか生々しい。でもこれこそが二人の本気ってもんでしょう(笑)多分なんのことだかさっぱり分からないでしょうけど、あとは自分の目と耳で見て聞いてください。
風c

そんなナマイ愛のシーンがある一方で、布団から差し出す手をいつまでも握っていてほしいとねだる菜穂子がまた可愛い。声をあてる瀧本美織さんの力も大きい。奈穂子の人となりをちゃんと声で演じています。
その他のキャスティングもさすがですね、昨今いろいろと言われている俳優やタレントの声優起用ですが、それは話題作りが問題であるわけでキャラクターと声が合ってればタレントでも良いんではないでしょうか。
ん?なんか肝心の人を忘れてないか?そう、主人公です、二郎を演じてる庵野秀明は結局どうだったんだ?
いやあこれがですね、映画を見ているうちにまったく不自然さがなくなっていったんですよ、もちろん棒読みですよ、でもキャラクターと庵野監督がちゃんと一致している。
て言うか、堀越二郎と庵野監督ってけっこう似てるんですよ。とくにメカに対しての異常とも言える執着と言うか、愛やこだわりがあるんです。
実は前半で見る事ができる堀越二郎には人の気持ちに対する理解みたいなものが欠如しているようにも感じます。
いかにも貧しそうな子供達が家の前で母親の帰宅を待っているのを見て、二郎がその子供達に「ひもじいかい?」と言ってお菓子を渡す場面があるんです。当然子供達はそんな失礼なことを言われて貰うわけがないですよね。それを聞いた同僚はお前がしているのは偽善だと言うんです、お前はありがとうと言ってもらえるのを喜びたいだけだと。それを聞いた二郎はそうかもしれないとあっさり認めます。しかしこと飛行機のことになると心底愛情を注ぐ。飛行機がいかにして速く飛べるようになるのか、それを理解できる。設計図を前にすると上司の言葉さえ聞こうともしないし、なんて自分勝手なんだ。これってかつての庵野監督と同じなんですよ。昔はとにかく人と関わるのが嫌で相手の気持ちなんて全然理解しようとしない人でした。それがエヴァンゲリオンと言うアニメに色濃く出ていて人間の暗い面を描いてる作品として逆に話題になってしまったことで更に監督は嫌気がさしてしまった。
人間に興味がないから人間の絵が描けないと言うのも監督の特徴です、もともと作画マンから入った人なのに。その代わりメカの絵を動かすことに関しては業界随一と言われるほどの天才なのだ。
そんな人間嫌いな庵野監督が変わったのは数年前に結婚してからでした。本当に人が変わったように柔らかくなった。
これって堀越二郎にどこか似てる部分があるんじゃないでしょうか。でもだからと言って、庵野ボイスで囁くように愛してるとか奇麗だよとか言ってるのを聞くとたまに薄ら寒くなりますが(笑)
そんな愛し愛され合う二人なのに、最後は・・・
映画は中盤からが好きと書いたけどそれ以前も面白いです。前半は完全に宮さんの趣味になってますね。飛行機マニアとして知られてますから描写のこだわりがハンパないです。
個人的に驚いたのが、宮崎アニメに登場する飛行機が実際にあったことです。宮さんのアニメに登場する飛行機の翼って分厚くていかにも飛ばなさそうじゃないですか、それが戦時中のドイツでは実際に開発され飛んでいたんです。翼の中を自由に大人が歩けて展望室まであるんですから。
またなぜか飛行機のエンジン音やプロペラ音を人の声で作っているのが不思議です。爆発音やその他諸々もそう。たまに明らかに人の声だと分かるので笑ってしまいそうになります。「ぶるんぶるんぶるん」とか。
これも宮さんのセンスなんでしょうね、凡人には分かりません。
多分予告から受ける印象で見てない人が多いと思うんですよね、自分だってそうだったし。たしかに前半はマニアックなところがあってあまり興味がわかない人がいるかもしれなせんが、でも中盤からはラブストーリーとしての見所が多いので普通に楽しめるはずです。
最近は意味不明な設定とストーリー展開が多いアニメを作ってた宮崎駿監督ですがこのアニメはそんなことがありません。むしろ新たな一面を開拓してくれたものとして次にも期待してしまいます。まあ子供にはきつい内容かもしれないんですけど。
劇場ではみんなどんな反応だったんだろう。


テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

主人公の棒演技にズコーー!!:『風立ちぬ』

本日から『風立ちぬ』のレンタルが始まりました。と言うわけで早速自宅で鑑賞。
スクリーンを下ろして
部屋を真っ暗にして
サラウンドヘッドフォンを装着して
プロジェクターのスイッチをオン
さあ始まり始まり〜
風e

実はジブリ作品をスクリーンで見るのは初めてなのである。だからけっこう感動。
風f

主人公の少年時代から始まります。なかなか凛々しい顔つきなんでないかい?ジブリ作品の登場人物ってけっこう
イケメンと美少女率が高いよね。
風g

しかも弱い者いじめは絶対に許さない熱血漢ときてる。またまたイケメン度上昇。
風h

家は裕福で美人のお母さんと可愛い妹がいてる。妹からは「にいにい様」とか呼ばれてるんだぜ。たまらんな(笑)
風i

青年に成長するとさらにイケメン度がアップ。
風j

眼鏡を外すとこれもんである。もしやジブリ一なんではないか?
風m

本を読む姿が様になりすぎる。
風k

そして運命の出会い。ヒロイン登場である。
風l

僕は恋をしました。めっちゃ可愛いやん・・・
風n

運命の出会いをはたした青年は彼女に声をかける。

ズコーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
なんだこの素人同然の棒読みっぷりは!!しかも声が青年ではなく中年のおっさん(笑)
いや知ってましたけどね、誰が声をあてるのかはずいぶん前からしってました。だから劇場で見るのが怖かった。
庵野秀明です。職業はアニメ監督をやってます。
風d

自分は10代の頃から、およそ30年近くにわたって彼の作るアニメをファンとして見続けてきました。
『トップをねらえ』
風b

『不思議の海のナディア』
風a

『新世紀エヴァンゲリオン』
風c

俺の人生の大半はこれらで狂わされた(笑)
彼のことを知っていれば知っているほどこのキャスティングにはズッコケてしまう。
宮さん、あなたはなぜ庵野監督を起用したのですか。
でも逆の意味では、彼のことを知ってるからこそ起用された理由も分かるはず。
映画はまだ途中、その謎をぜひ紐解いて行こうと思う。
でもあの棒には萎えるは〜(笑)



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俺の家ではエクスペンダブルズ達が大暴れ

我が家のエクスペンダブルズ達。
筋肉1

筋肉2

さあ、どうとでもつっこんでくれ(笑)
仕方ないだろ、ハゲマッチョ兄貴のフィギュアなんてどこにも売ってないんだから。
頼むから、どっかのマーカーさん出してください。
て言うかステイサムに言いたい。昔はあれほど嫌がってたシュワルツェネッガーでも今ではバンバンと自分のフィギュアを作らせてるんだから、もういい加減に出そうぜ。HOT TOYSに任せたら安心じゃん。
『エクスペンダブルズ3』公開記念にぜひ。

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トランスフォーマー達の顔が凄いことに・・

私は気づいた!トランスフォーマーに登場するロボット達の体が進化していることに。
そこで、私の研究ファイルを見ていただくとしよう。
ロボa

この画像は、初めて登場した時のオプティマス司令官である。
唇が見えるのが分かるだろうか。しかしその形状は無理矢理つけられたようでどこか不自然でぎこちない。
しかし進化への大きな一歩である。
次に登場するのはオプティマスの敵メガトロンだ。
ロボb

歯が生えた。咀嚼、発音、体のバランス、進化のためには歯は重要な役割を果たすのだ。
次はセンチネルオプティマス。
ロボc

まるで老人か仙人といった風貌だ。どうやら老化現象まで再現できるようになったようである。
次に、近々公開予定の『トランスフォーマー:ロスト・エイジ』から、謎のロボット生命体だ。
ロボd
ロボe


もはや人間そのものと言っていいだろう。表情筋が作られ個性や感情と言ったものが顔に出ている。
おまけにタバコまで吸うようになっている。葉巻とは、贅沢にもほどがある。
では最終的にはどうなるのか、私はある人物をもとにシュミレートしてみた。
結果出たのはこれだ。
ロボf

モデルになってもらったのは玄田哲章と言う人物だ。声優を職業にしているらしい。
ロボg

私のシュミレーションは完璧だ。しかしその成果が見られるのは『トランスフォーマー20』ぐらいだろう・・実に残念である。

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ハリウッド一のバカコンビが放つ最新作

先頃紹介したバカ映画『This is The End』で競演したセス・ローゲンとジェームズ・フランコのバカコンビの最新作が公開されるようです。
いくつかの映画で競演してるこの二人、本当に仲良しなんですね。大のおっさんが揃ってオ○ニーとかチ◯コとか言い合える仲っていいですよね(笑)
ジェームズ・フランコの秀才ぶりはウィキペディアで調べてみてください。バカと天才は紙一重を地で行く人物です(笑)
最新作のタイトルは『ジ・インタビュー』。
インタビューa

ジェームズ・フランコは下世話な芸能ワイドショーの司会者です。もうこの辺りですでにバカ映画確定の予感が(笑)
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)がこの番組のファンだと知ったプロデューサーのセス・ローゲンは彼にインタビューをするべく北朝鮮に打診します。
返事はあっさりOK。
すると突然CIAからお呼びがかかる二人、そして彼らに極秘任務が言い渡されます。なんとそれは、金正恩を殺してこいと言ったものでした。
遂にインタビュー決行の日、北朝鮮へ乗り込んだ彼らの運命ははたして。
めっちゃ面白そうでしょ?ここで予告をご覧ください、かなりの本気が伝わってきます。そしてセス・ローゲンとジェームズ・フランコがどこまで下品でブラックな笑いを見せてくれるのか、これは実に楽しみな作品だ!

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今の人類はノアに土下座しなきゃいかんよな:『ノア 約束の舟』

でっかい斧を手に持って仁王立ちになるラッセル・クロウ。その姿はどう見たって百戦錬磨のグラディエーターだ。その斧で数多くの敵を血祭りにあげてきたにちがいない。
それが映画『ノア 約束の舟』のポスターを見た最初の自分の感想である。
だって思いません?ラッセルが主演した『グラディエーター』とそっくりでしょ?わざと意識して作ったようにしか思えない。
みんなが思っているような映画じゃないことをアピールした宣伝なんだろうか。
ノアa
ノアb

実はそれは正しい。宣伝ポスターから受ける印象を映画はちゃんと描いてくれています。後半、襲い来る敵達を次々と倒して行くラッセルを見ることができるので、マッチョなラッセルが好きな人にはたまらない映画になっているでしょう。
筋骨隆々のその太い腕から放たれた槍は相手の体を貫き、掴んだ頭はあらぬ方向へとねじ曲げられる。もはや問答無糖。情け容赦ない怒りのラッセルがそこに。
いったいどんな映画やねん、そんな声が聞こえてきそうですが、これはまぎれも無く聖書に書かれたノアの箱船伝説の映画なのだ。
今のご時勢、神の啓示を聞いた男が家族と共に箱船を作るだけの内容では映画を見に来た観客は退屈するだけだ。今の最新のCGで箱船や大洪水を描いたとしても、ローランド・エメリッヒがすでに『2012』でそれをやってしまっているので今更驚くほどでもない。あの映画って現代版のノアの箱船なんですよね。現在の化学の粋を集めて作られた巨大船舶と世界を覆う大洪水。その迫力には目を見張るものがありました。
だから『ノア』の売りは決して箱船や洪水などではない。だからグラディエーターなのか?まあそれもあるかもしれない。映画では、ラッセルが作った箱船を奪おうとするならず者の大群が「ヒャッハー!」と襲ってくる。それを阻止しようとする岩石魔人達とならず者達との大合戦が後半に展開されるのだ。
ノアc

ハッ?岩石魔人?なにそれって言いました?
なにそれって、そのまんまですよ、巨大な岩が集まって出来た怪物です。その怪物が箱船作りに手をかしてくれたり一緒に戦ってくれたりするんです。
もうなんだか『ロード・オブ・ザ・リング』を見ているようです(笑)ロードにあったでしょ?森の樹木達と敵の軍勢達との闘いが、あれそのものです。
『ノア』では元々神の使いと説明がされていて、神の意に反したことで岩の姿にされたとなっています。たぶん聖書のノアには関係しないけど存在としては実際に書かれているんでしょうね、それをダーレン・アロノフスキー監督がオリジナル要素として加えたんじゃないでしょうか。
どうです、退屈しなさそうでしょ?この作品はバトルアクションとしても楽しめるのだ。
ちなみに、その軍勢を束ねる男の名はトバル・カインと言って、アダムとイブの子供達の一人カインの子孫にあたります。またカインは弟(アベル)殺しとしても知られます。ノアはアダムとセツの間にうまれた子の子孫です。
ノアとトバル・カインとの闘いには何か深い意味の因縁が込められているんでしょうか。映画には聖書からの引用が多数あり、また独自の解釈がなされていて、多分聖書に詳しい人間が見ると相当面白い話だと思います。
ノアd

暴力や略奪を平気で行う酷い人間だけど、自分はトバルカインの生き方のほうに共感できます。
「俺たちの死に場所は俺たち自身が決める、人間は神の命令で生きてるんじゃない、人間は人間の意思で生きているんだ」彼はそう叫びます。それが人間ってもんですよね。
でもそれこそが人間が背負う罪なんですけど、だから世界は未だ争いと血で染まっている。
そう言う未来を作らないために葛藤するノアもこの映画の見所です。
家族の娘(エマ・ワトソン)が妊娠するんです。ノアは地上から人間を消すことを神の啓示で聞いた、そのために動物達だけを救う箱船を作ったのだ。残った人間は歳をとった自分と妻から先に死んで最後は誰一人として残らないだろう。それこそが神の望みなのだ。しかし子供が生まれてその子が女なら子孫を残して行くことになる、そうすればまたこの地上で人間同士の醜い争いが起こってしまう。そこでノアは決心します、生まれたのが女の子なら殺すと。
ここからがこの映画最大の面白さです。ノアはもうかつてのノアではなく、完全に闇へと落ちたノアなのです。このあたりの展開は、さすがはブラック・スワンの監督と言ったところでしょうか。
そんな父から離れようと妊娠した娘と旦那は小舟で逃亡を計ろうともします。言い忘れましたが、エマが演じる娘はノアの養女です。これもオリジナルなのかな?
そんな娘たちのことをノアが許すはずがない、そしてこのあと案の定・・
また妻は妻で(ジェニファー・コネリー)これまで寛大な心で見守ってきた旦那に対して初めて憎しみの感情を抱く。
末っ子のハムは、動物にさえつがいがいるのになんで自分にはいないんだと文句をたれる。そりゃ気持ちが分からないでもない、近くで兄貴たちがイチャイチャしてりゃ悶々とするよね(笑)しかも一番若くてやりたい盛りだし(笑)
もう箱船の中はしっちゃかめっちゃかな状態なのだ。はたして家族の運命は?
もう分かりますよね、自分達が今ここにいるんだから。ノアの苦しみぬいた決断に感謝。
でも少し複雑。だってねえ、あれほど悩みに悩んで人間の未来に希望を託したはずなのに、どうです?今の世の中?絶対に昔より酷い世の中ですよね、また大洪水が起きてもなんら不思議じゃない。
だから映画はハッピーエンドっぽく見えて実はそうじゃないんです。
そんな見所が多い映画でした。だけどそのせいで多くの宗教団体からの批難の的になってしまったけど。でも面白ければそれでいいじゃん。
あと聖書が読みたくなる。あのあとハムはどこに行ったのかとか。読みたいなあ、でも分厚いし書き方が抽象的すぎてでよく分からないんだよね。

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アホすぎるハリウッド俳優たち:『This is The End』

前回からの続きです。
自分が大切にするエロ本に精EKIをぶっかけられて激怒するジェームズ・フランコ。
「俺の家でオ○ニーをするな!それに出すならティッシュに出せ!」
それを聞いた友人は逆ギレする
「俺のチ◯ポは消防車のホース並みに勢いがあるんだ、しかたないだろ!」
「なに言ってんだこの馬鹿野郎!」
「何度でもどこにでもぶっかけてやるぜ!」
「くそ、俺なんかお前の体の上でマスかいてぶっかけてやる!」
「おお、やってみろってんだ、さあ今やってみろ!」
「ちくしょう、てめえは今からオ○ニー禁止だ!」
いったい彼らになにが起きたと言うのか。でもやっぱり人んちでオ○ニーはいかんよな。

ここから少しだけ時間をさかのぼります。そうだ忘れてました、題名は『This is The End』です。
俳優のセス・ローゲンが空港のロビーで誰かを待っているようです。
「あ、あの人セス・ローゲンよ」
そう口にする人々。
そう、この映画は俳優が本人として出演しているのだ。よってのちに登場するジェームズ・フランコも役名ではなく本人。ちなみに、監督と脚本はセス・ローゲン本人が手掛けています。
彼は友人である俳優ジェイ・パルシェルを迎えに空港へ来ていたのです。
彼らはセスの家でひとしきりドラッグと映画とゲームを楽しんだあと、友人のジェームズ・フランコが開く新築パーティーに参加するためにジェームズ邸へと向かいます。
エンドa

迎えられた二人が中に入ると、そこは多くのハリウッドセレブ達で賑わう絢爛豪華なパーティー会場でした。とうぜんみんな本人として出演。
ジョナ・ヒル、マイケル・セラ、クリストファー・ミンツ=ブラッセ、ポール・ダノ、チャニング・テイタム、リアーナ、エマ・ワトソン。どうです?凄いキャスティングでしょ?彼らが本人として登場してるんです。
でも本人だからと言って映画の中のキャラ設定も本人と同じと言うわけではありません。
例えば、見た目も演じるキャラも超軟弱なマイケル・セラがコカイン中毒者であったり、ナンパした女としょっちゅうパコパコしていたり(笑)かなりゲスい人間として描かれています。
まあハリウッドセレブなんて大概そんなものかもしれません。パーティーでばか騒ぎしている連中を見るとそんな気さえします。コカインだって普通にやってるんじゃないですか?
エンドb

多分こんな連中ろくな死に方しないやろうね。絶対いつかバチが当たるに決まってる。
とその時、突如の地響きが。
連続する地響きに外へと避難した彼らがそこで見たものとは。
エンドc
エンd
エンドe

ついにセレブ達に天罰が下ったのだった。やっぱり。
実はこれ、キリスト教の教えにある審判の日なんです。地上に現れた悪魔が人類を滅ぼして良い人間だけが天国へ行けると言うやつ。
良い人間はこんな感じで天国に行きます。
エンドh

でもハリウッドセレブ達は誰一人行けないんですよ、みんな残酷に死んで行く(笑)自虐的と言うか、かなり皮肉った話なんですよね。
で、あのオ○ニーに話を戻します。
地上に生き残った5人の俳優達は悪魔から身を守るために邸宅に篭城するんですが、残り少ない食料や水などの問題で仲間割れを起こしていくんです。そのイライラがつのった結果があのオ○ニー騒ぎと言うわけです。
そんなゲス野郎5人の中に途中エマ・ワトソンが入ってきたりして、混乱は更に増して行くことになります。それだって、レイプがどうだこうだのといった問題発言ばかりなんですけど(笑)そのせいで怒ったエマは途中退場になります(笑)
エンi

もうね、こいつら5人の会話がアホの極致なんですよ。世界の終わりが近づいてるってのに(笑)でも楽しそう。多分普段からこんな人達なんでしょうね。私生活でも仲が良いらしいし。
はたして彼らの運命は?そして天国へ行けるのか?
エンディングではズッコケルこと確実です。やはりお前らは変わらねえなと(笑)彼らのアホ人生を見届けてください(笑)絶賛レンタル中です。

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映画から学べること、その1

今すごく疲れています。精神的にかなり。
何もかもから解放されて楽になりたいな、なんて。
言い出したらきりがないのでやめときますが、自分の場合、それが小学校にまでさかのぼるんですよね。それから悪いことだらけだった。学生時代から社会人になってもそう。
忙しさの中で少しずつ忘れていったけどそれでも時に思い出す、あの苦しみを。
映画が好きになったのはそんな現実を忘れさせてくれるからでした。特に学生時代は寝ても覚めても映画でした。映画からはいろいろなことを学びました。映画は僕にとっての人生の指針となる存在です。
だからつらいことがあろうとも僕はこれからも映画と共に人生を歩んで行く。

これを書きながら、目の前のテレビにはジェームズ・フランコが映っています。
彼をご存知ですか?すごくイケメンの俳優です。おそらく『スパイダーマン』のハリー役が一番に有名なんじゃないでしょうか。
その後は『127時間』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたり『猿の惑星:ジェネシス』などの大作に出演したりと、実力のある演技派俳優として確固たる地位を築いてきました。
おまけに非常に勉学家で、カリフォルニア大学、ニューヨーク大学、コロンビア大学、ブルックリン・カレッジに同時に入学して優秀な成績で卒業し、それぞれの大学で修士号を取得しています。またニューヨーク大学大学院では映画学科の教鞭をとっている秀才です。
そのパーフェクト人間の彼の最新作が今テレビの映像に映し出されている。
で、彼は叫んでいます。「俺のエロ本に精EKIをかけやがったのはどこのどいつだ!」と
オナa

犯人は自宅に呼んだ友人の仕業でフランコは彼に逆上します。
オナb

もっともな意見です(笑)
それに対して逆切れする友人
オナc

シコシコしながら怒るフランコ(笑)
オナd

このあと二人で延々とシコシコしながら罵り合います(笑)
そして最後の捨て台詞
オナe

フランコの言うことは正しい。他人の家でするなんてマナー違反もいいとこだ。そうでしょ?(笑)
映画はいろんなことを教えてくれる人生の師匠です(笑)映画は後日レビューしたいと思います。終末系SFコメディです。

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『オール・ユー・ニード・イズ・キル』を日本で盛り上げましょう

ついさっきまで映画のレビューを書いてたんだけど、とある一報を目にして怒りがこみ上げてきたので急遽内容を変えることにしました。
本日、6月6〜8日までの全米映画ボックスオフィスの成績が発表されました。
6日と言えば『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の全米公開初日です。SF大好き人間にとって待ちに待ったこの上ない日がとうとうやってきたのです。加えてアクション好き、メカ好き野郎たちにとってもドキドキワクワクの日。


おそらくみな公開前からあれやこれやと妄想にふけっていたに違いない。
かっこいいパワードスーツを着てエイリアン達と戦うんだぜ、でっかいブレードを持ってそれで敵を切り裂いたり腕や背中からマシンガンやミサイルが出てきたり、そんな映像を見せられて興奮しないやつなどいない。
一時停止して詳しくパワードスーツを分析する者もいるだろう。「この腕のシリンダーが伸縮するわけですね、動力源はなにかな、フムフム、これだとパワーとスピードはこのぐらいかな?ぐふふ・・」と悦に浸ったり(笑)
そんな奴、この俺だけではないはずだ!!・・・・・
お〜い、返事が返ってこないぞ〜、俺だけか〜・・・・
いや、絶対にいるはずだ。とそんなことを言いながらもう44年が過ぎました(笑)お友達が欲しいな〜。
それにですね、何と言ってもストーリーがかつてないほど独創的。
死んで生き返るといったループを100回以上も繰り返すことで戦闘のスキルを身につけ、その得た力でエイリアンと戦うストーリーが本当に斬新。これこそがSFだ!!
で、最初は軟弱だった兵士が最強の戦士に生まれ変わっていく姿にまた観客は興奮すると言うわけだ。
全米の批評家のあいだでも90%もの人間が作品を支持しすこぶる評価が高い。映画を見た観客からも90%以上もの支持を得ている。まあ当然の結果ですよね。
そんな映画の原作が日本のものなんだぜ、なんだか日本から初めて世界に誇れるものが生まれた気分。
なのになのにいいいいいい!!全米初登場なんと三位、制作費1億7800万ドルに対して三日間の収益がたったの29,105,000ドルです。大コケ確定(泣)
敗因はなんだ?!トムか?トムがいけなかったのか?原作のイケメンの青年から50すぎのおっさんになったのがいけなかったのか?でも頑張ってるじゃん・・
くそう、じゃあ一位はなんだったんだ。『ザ・フォールト・イン・アワ・スターズ』?難病ものの恋愛映画か・・・。


こ、これは卑怯だ、けちをつけられないじゃないか、多分俺も泣く(笑)意外と涙もろいのだ。しかも評価でも『オール・ユー・ニード・イズ・キル』と同程度ときている。これは諦めなければならないと言うことか。でもやはり悔しい。しかも制作費が1200万ドルで収益4800万以上だぜ、映画会社ウハウハやがな。
ちくしょう、こうなれば日本だけでも盛り上げようぜ、日本生まれの原作なんだし、アメリカを見返してやろうぜ!
でも日本で受けるのは『ポケモン』や『ドラえもん』などのアニメと言う悲しい現実なのであった。
望み薄。

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X-MENのストームだけじゃないのよ!:『911緊急通報司令室』

ハル・ベリーの出演作で最近見たものはなんですか?もしくはかつて見た作品でもOK。
『X-MEN』?『X-MEN2』?『X-MEN:ファイナル・ディシジョン』?それとも『X-MEN:フューチャー&パスト』?
コールd

全部X-MENだけじゃねえか!もっとあるだろ、彼女がアカデミー賞の主演女優賞を取った『チョコレート』とか、あと・・・・・あと・・そ、そう『007 ダイ・アナザー・デイ』のボンドガールとか、それと・・・・・え〜と・・あれだよあれ、『X-MEN』のストームとか!・・あ・・・・
と言った感じの人も多いのでは?(笑)一般的には『チョコレート』と『007』の名前さえ出る事がないかもしれないが。
なにせ『チョコレート』以降、作品に恵まれないのが彼女の現状です。よって『X-MEN』のストームのイメージがずっと付いて回っている。あと、『キャット・ウーマン』でラズベリー賞を受賞したのもキャリアに影響を与えている。『ゴシカ』なんてホラー映画にも出てるし。これらは全部オスカー受賞後の出演作。本人の作品撰びが悪いのかもしくはエージェントが無能なんでしょうね、せっかくの才能を勿体ない。
昨年公開の『クラウド・アトラス』は個人的に好きなんですけど、なにせ監督が『マトリックス』以降まったくヒット作が出ていないウォシャウスキー兄妹の作品なのでアメリカでの成績は案の定大コケ。本当に恵まれない。
現在公開中の『X-MEN:フューチャー&パスト』では未来で戦うストームを演じてますが、物語の中核は過去の話なので特に活躍しているといった印象ではなかったし。
潜在能力と類い稀な美貌を持っているんだし、ここでもうひと頑張りしてほしいものです。
今回は、そんな不遇続きの彼女に久しぶりに巡ってきた良作品『ザ・コール:緊急通報司令室』を紹介したいと思います。こちらは昨年公開の作品で現在レンタル中です。レンタルはTSUTAYAのみらしいのでお忘れなく。
緊急通報司令室とは日本で言うところの110番と同じです。アメリカでは911になり、この通報を受けたコールセンターの人間は状況に応じた措置を行います。電話をかけてきた人間に指示を与えたり警察や医療機関に連絡を入れたりするのがコールセンターに勤務する人間の仕事です。
そこに勤務する主人公をハル・ベリーが演じます。
まず驚いたのが、コールセンターの尋常ではない激務です。とにかくありとあらゆる電話がかかってくる。その内容は、なんでもない日常生活の問題からいたずら目的のものまであり、事件的なものでは人の生死に関わる通報なんてものもしょっちゅう。だって向こうは一般人でも銃の所持を許している国ですからね、犯罪の恐ろしさときたら他の国と比べ物にならない。映画で見るようなことが電話口の向こうから聞こえてくるわけです。それに迅速に判断して対応しないといけないんだから自分が激務だと言ったのが分かるでしょ?
そんな仕事だから精神に負担がかかることもあるようで、それに対するカウンセラーが仕事場にはいるらしい。もう凄いとしか言いようがありません。
ハル・ベリーはある日取った一本の通報からミスを犯してしまい一人の少女を死なせてしまいます。それは殺人事件でした。
その半年後、それが元で通報を受けることが出来なくなった彼女は今は教官として勤務しています。
そこに一本の通報が入ってきます。それを取った新人は対処に慌ててその場に居合わせたハル・ベリーが急遽対応することになります。
それは一人の少女からの通報でした。彼女は今車のトランクから電話をしていると。見知らぬ男にさらわれてトランクルームに入れられたと彼女は泣き叫びます。自分は殺される、死にたくないと。
ハル・ベリーの脳裏にかつての記憶が蘇ります。早くなる鼓動。そしてひと呼吸。
そう、彼女は私に助けを求めてる、彼女を絶対に死なせない。そして少女を落ち着かせるために彼女の星座を聞きます。
「そう、私も山羊座よ、だから絶対にあなたは負けない、私たちはファイターよ、戦うの」
コールa

ここからがスリル満点。
少女とハル・ベリーは連絡を取り合いながら打開策を考えるんですが、なんとか外に自分の危機を知らせようとしても成功目前で全部裏目に出てしまう。その結果ほかにも犠牲者を出したり。
コールb

またこの犯人がとんでもないサイコなやつで徐々にその凶暴性と異常性を露にしていくんです。そして捜査中に判明する犯人の素性と過去。
最初は少女とハル・ベリーのやり取りだけで車から脱出する物語かと思いきや、映画は中盤から、サスペンススリラーといった趣の内容へと変わっていくんです。これがかなり怖い。
コールc

前半だけでもかなり面白かったのに後半からの展開は予想外でした。
そしてハル・ベリーが『羊達の沈黙』のクラリス・スターリングばりの大胆な活躍をするんです。
ここで納得しました、彼女が劇中で何度も口にするファイターとはこう言うことだったのかと。たしかに戦う女戦士の姿でした(笑)
また、私たちはファイターよ、と言ってるのにも注目。私たちです。そう、女戦士はハル・ベリーだけではなかったのだ。
女を本気で怒らせて敵にしたらどれだけ恐ろしい目に合うか、この映画を見てつくずく思いました。
ラストは痛快です。女性にも受ける作品だと思います。
TSUTAYAだけにしかないのがなにかと不憫ですが、それでも絶対に見てもらいたいオススメの作品です、ぜひ。





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ダサすぎるヒーロー達

マーベル映画の快進撃が止まらない。
アイアンマン、キャプテン・アメリカ、マイティ・ソー、ハルク、そして彼らヒーローが総登場するアベンジャーズと、その人気と映画の大ヒットは作るごとに増すばかりだ。
マーベルだけではない.。バットマンやスーパーマンといった人気タイトルを抱えるDCコミック映画もそう。
今やハリウッド映画がもつ興行記録を毎年のように塗り替えているのはこれらヒーロー映画だけなのだ。トランスフォーマーやピクサーの作品もあるが、今のハリウッドを支えている屋台骨は間違いなくヒーロー映画だ。
だからその公開スケジュールは10年近く先まで組まれている。おそらくその先の計画もあるだろう。
アメコミの歴史は長い。よって資産は膨大なものであり、それを映画化出来るハリウッドは永遠とも言える帝国の安泰を手に入れたと言ってもいい。
マーベル映画はアベンジャーズ2の公開をもって次のフェイズ2、第二章へと突入する計画である。新たな新章の幕開けに相応しい作品の計画が目白押しだ。『アントマン』もその一つと言える。
医者a

アント、すなわちアリである。あのちっこい虫だ。その能力を身につけたヒーローが大活躍するのだ。しかもサイズもアリ並みになって・・・・ようは変幻自在にサイズを変えられるらしいのだが、これだけの説明を聞くと流石に心配になってくる。アリンコだぜアリンコ、クモとかアリとか、マーベルの目の付け所は凄いなあ(笑)
でもそこはいつものマーブルクオリティでかっこいいものを作ってくれるに違いない。
そして次に作られるのが『ドクター・ストレンジ』。
??
この名前に初めて聞いたと言う人も多いんじゃないでしょうか。そんな自分もその一人。アメコミ界では有名かもしれないけどそれほど詳しくないし。知ってるのは誰もが一度は聞いた事があるメジャーなヒーローばかりです。
そんなわけで早速調べてみることにしました。
こ、これは・・・
なんとヒーローはマジシャン。しかもその見た目ときたら、これではインチキ宗教のうさん臭い教祖ではないか!(笑)
なんて恥ずかしいなりなんだ(笑)
医者b

アイアンマンやキャプテン・アメリカなど一通りフィギュアを買ってるけどこれはさすがに欲しくないぞ(笑)
漫画版のフィギュアを調べたら余計に思ったぞ(笑)
医者c

でもこんなでも映画化されたらかっこよくなるんだろうな、漫画版がダサかった他のヒーローたちのように。
でもなあ
医者d

これだぜ(笑)
いや、マーベル映画ならなんとかしてくれるはず。たのんます!楽しみにしてまっせ!

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ジャンル : 映画

こんな映画でも現場では和気あいあい(笑)

イーライ・ロス監督の『グリーン・インフェルノ』が楽しみでしょうがないっす。
監督のホラー映画って容赦なくグロだけどなんだかおかしいんだよね。だから不快な感じがあまりない。また俳優としても面白いし。
『ピラニア3D』の超アホな役から、『イングロリアス・バスターズ』で見せたブラピ以上の怪演までと、癖のあるキャラクターを演じさせても逸品だ。
で、満を持して放つ彼の最新作が『グリーン・インフェルノ』だ。
食人族の映画です。そう、昔にあったあの映画を今に復活させたのだ!なんてことを・・・
試写会では嘔吐者続出だったらしいです。
わ〜い楽しみ(笑)
偽善的なエコ活動に一生懸命な若者たちが絶滅の危機に瀕している原住民たちを救おうとジャングル奥地へ目指すのだが逆に餌になるといったストーリーも皮肉が効いてて良し。
それでは予告をどうぞ。とりあえずはマイルドな予告なので安心してもらってもかまいません。


不快になった人はごめんなさい。おわびにコントを作ってみました。

俺はな、トルコに行って肛門にでんでん太鼓を差し込んで警察に逮捕された男だぜ、レギュラー番組を持つより一つの伝説が俺のモットーだ、食人族なんてどうってことねえよ!!
食a

ドーーーーン!!
食b

こーのひーとだーれでーすかー?
食c

例のシーンですね。知ってます?じつはあのシーン、自転車のサドルに乗ってるだけらしいですよ。すべてのホラー映画なんてこんなもんです。だからそう考えればホラーなんて全然怖くない。みんなもホラー映画を楽しみましょう。

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アホアホなディカプリオに爆笑:『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

今年のゴールデングローブ賞のミュージカルコメディ部門でレオナルド・ディカプリオが男優賞を受賞した時に不思議に思いませんでした?彼は映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で主役を演じました。
作品は、証券業界で実際にあった不正取引事件を映画化したもので、ディカプリオはその事件を起こしたジョーダン・ベルフォードと言う人物を演じています。
彼は一文無しから自分の証券会社を作り上げ、そして富裕層の顧客を相手に詐欺同然の株の売りつけを行って莫大な財を築いて行くのです。
どこがミュージカル?どこがコメディ?ディカプリオ自身もなぜこの部門で受賞したのか不思議がっていました。
実はこの映画を映画館で見なかったんですよ、理由は小難しそうだったから。だって証券業界なんてよく知らないし。
『ウォール街』と言う映画がありましたよね、あれもさっぱりでした。だから今回もそんな感じかなと。
で、つい先日レンタルのリリースが開始されたので見てみることにしました。
そしたら見てびっくり、最初から最後まで腹を抱えて爆笑してしまいました。これだけ笑える映画見たのは本当に久しぶりです。笑いすぎて映画がまともに見れない。そのせいでなんど巻き戻して見たことか。そしてまた爆笑するといった、抜け出すことの出来ない笑いのエンドレス地獄にはまりこんでしまうのでした(笑)
完璧にコメディじゃん。コメディ部門での受賞も納得。
多分ですね、マーティン・スコセッシ監督もディカプリオも観客を笑わそうと映画を作ってるんではないと思います。受賞へのディカプリオの疑問も本音でしょう。
個人的には過去最高のディカプリオの演技だと思います。本人も手応えを感じていたはず。だからこそコメディ部門での受賞に本人も驚いたんでしょう。
かつてここまでキャラクターにのめり込んで演じるディカプリオを見た事がありません。
「俺は貧乏出だ、でもな、俺は必ずのしあがって誰よりも金持ちになる、そのためにインテリの金持ち共から根こそぎ金を奪い取ってやる、俺は世界のキングだあああああああああ!!」
野心をもったディカプリオはずっとこんなテンションのまま突き進むのです。そして念願の巨万の富と地位を手に入れる。
狼c

無一文から巨大な帝国を築いた男の物語。これだけ聞くなら賞レースに絡んでもおかしくない作品と思いますよね、そうなると演技関連の賞も当然あると。
でも取ったのは、そう、コメディ部門。
この映画、実は証券業界や貧乏男の成り上がり人生の話などどうでもいいんです。株の仕組みなんて理解しなくてもいいし主人公の人生に感動しなくてもよい。
超金持ちになった主人公や会社の仲間達がひたすら乱痴気騒ぎをするのを見るだけの映画なのだ。
会社の人間すべてが月に何億も稼いだらどうなると思いますか?
セッ◯ス、ド◯ッグ、乱交パーティーを毎日やりたい放題になるわけです。会社に売春婦を呼んで仕事をしながらセッ◯スなど日常茶飯事。当然コカ◯ンをきめながら仕事をしています。しかも全部昼間っから。
狼b

唖然としたのは、出張のための移動時間が退屈でしょうがないってんで、その前日に乱交パーティーとコカ◯ンをやりまくって疲れた体で飛行機に乗り込むという方法。そうすれば疲れで眠ってるあいだに出張先につくだろうと。それを本当に実行してしまうのだ。
そんなエピソードが切りがなく続きます。そのあいだはみんなテンション高め。「うおおおおお!このコカ◯ンヤベー!めっちゃクルー!」「うおおおお!その女とやらせろおおお!」そんな感じです(笑)映画はR指定なので当然パコパコシーンは全開。
ディカプリオはディカプリオでSMクラブにはまって女王様からしばかれてるし(笑)強いコカ◯ンを吸ってしまってろれつの回らない身◯者みたいな姿になるし、挙げ句は嫁と赤ちゃんプレーはするし、もう最低です(笑)
あ、そうそう、女の肛◯に入れたコカ◯ンを吸ってハイになるディカプリオもおすすめです(笑)
狼a

この狂乱が爆笑の連続なんです。繰り返しになりますが、俳優達は実際の人物を演じてるだけで特に笑わそうとしてるんではないと思います。でもしょうがないよね、どう見たって全員バカなんだから(笑)
でも映画を見終わって思いましたよ、例え不正を行って捕まったんだとしても、この映画の主人公みたいな上司だったら自分も彼に付いていくなと。実際、部下に対しても凄く良い上司なんです。そしてあのテンションでみんなを引っ張って行く。見習うところも多いと思いますよ。
狼d

いやあ凄い映画でした、超おすすめです。ぜひハイになって大笑いしてください。

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ジャンル : 映画

またウルヴァリンの筋肉が凄い事になってます:『X-MEN:フューチャー&パスト』

アメリカの評論家筋のあいだではすこぶる評価の高い『X-MEN:フューチャー&パスト』。なんとその割合は90%以上を占め、その評価は同じくアメコミ映画で評判が高かった『キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー』に迫る数値です。
ウィンター・ソルジャーの場合、見る前は半信半疑だったものの、実際観てみるとそれが嘘ではないことが分かりました。だから今回のX-MENの新作も期待してよかろうと、俄然楽しみが増したのです。
加えて前作のファースト・ジェネレーションが凄く良くできた作品でしたし、評判は信頼に足り得るものでした。唯一、監督であるブライアン・シンガーを除いては・・。
X-MENの映画をここまでのヒット作に成長させた功労者はブライアン・シンガー監督です、それは間違いありません。
第一作、二作の監督を務め、シリーズ中最も人気があるウルヴァリン役に当時ハリウッドでは無名だったヒューマン・ジャックマンを起用したことは、シリーズの今後を決める一番の収穫だったはず。
その後のヒュー・ジャックマンの人気とウルヴァリンのスピンオフ作品の大ヒットがそれを証明しています。
マグニートーを演じたイアン・マッケランやプロフェッサーX役のパトリック・スチュアートも最初こそ様々な意見がありましたが今では彼らなくしてX-MENの映画は存在しません。
ここでちょっと豆知識。ブライアン・シンガーがゲイであることを公にしていることをご存知ですか?
じつはX-MENのキャスティングには彼のそういった部分が反映されていることは有名です。実際イアン・マッケランもゲイであることをカミングアウトしていますし。ヒューの肉体だってその筋の人にはたまらないでしょう〔笑)
映画本編にもメタファーとして存在しているシーンがあります。個人的には、ジーンの意識が乗り移ったプロフェッサーがウルヴァリンと顔を近づけて会話をするシーンに、なにかいけないものを見た気がしてしまった。いや、べつに差別してるわけじゃありませんよ、ただハゲのじいさんと筋肉ムキムキ男のあの絵図らがなんとも・・。
X-MENの物語は、ミュータントと人間達との間にある偏見や差別が後の争いを生んでいくといった話です。それは現実世界におけるゲイの立場とも似ています。だからこそ自分はこの映画を撮れるのだとも監督は公言しています。
ようするに、とりわけアクションが撮りたいと言ってるわけではないのです。人気のあるキャラクターを使ってかっこいいアクションが撮りたいといったこだわりがない。
だからなのか、やはり一作目はかなり不評でした。二作目は多少ましにはなりましたがそれでもアクション映画としての印象が弱い。
その後は『スーパーマン:リターンズ』の監督をするといった理由で三作目を降板して、代わってブレット・ラトナーが監督が引き継ぐことになりました。でもそれもぐだぐだで・・
そして仕切り直しとしてその後に作られたのがファースト・ジェネレーションです。監督は、自分が大好きな作品『キックアス』を作ったマシュー・ボーン。
物語は、時代を1960年代からに設定し、現実の歴史とミュータント達をリンクさせて世界情勢には彼らの存在が深く関与しているといったものになっていました。
前作ではキューバ危機による世界戦争目前が描かれ、その裏にはミュータントの暗躍、そしてX-MEN達の活躍によって危機を回避したとなっています。それが前作で描かれたX-MENの世界観です。
アメリカの歴史と共にヒーローを描く。『キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー』の高い評価はまさにそれで、アメリカがこれまでに抱えてきた様々な社会問題が物語の下敷きになっています。それが優れたサスペンスとなって映画を面白いものにしていた。
『X-MEN:フューチャー&パスト』では前作のテイストをそのまま引き継ぎ、ベトナム戦争の後遺症が暗い影を落とす70年代のアメリカが舞台になっています。
戦争はミュータント達をも徴兵し何人もの命を奪っていきました。そのなかにはプロフェッサーXの教え子もいて、そんな悲劇に耐えられなくなったプロフェッサーは薬に溺れていくのです。薬自体はコカインではありませんが、半ば中毒患者のようになった姿は明らかにそれを想起させます。これらなども当時に多く見られた若者達の姿です。
他には、ケネディ暗殺事件の真相の背景にはミュータントの存在があったといったエピソードもあります。
そう言った面白さに加えて、今回はタイムリープものとしての面白みが加わっているのもフューチャー&パストの特徴です。
タイムリープ映画に外れ無し。そんな通説があるように今回のX-MENもよく出来ています。
未来ではセンチネルと呼ばれるロボットによりミュータントが抹殺されていて、その事実を無くすためにウルヴァリンの意識を過去の彼におくって悲劇を回避させようと言うのが今回の物語です。
ターミネーターのようになった未来世界で、なんとかミュータントだけが必至の抵抗を試みているものの、センチネルの圧倒的な力の前ではどんなミュータントも力が及ばないといった現状に、映画を見る側は恐怖でハラハラとしてしまいます。でもその絶望感があるからこそ面白みが活きてくる、なんとしてでも過去を改変しなければと。それがタイムリープものの鉄則です。
おまけに過去と現在の流れる時間が一緒といった設定がタイムリミットの緊張感を与えてくれる。センチネルは刻一刻とミュータント達に近づいていて猶予が許されない現状であるわけです。はたしてこの危機をウルヴァリンが打開できるのか。しかも過去では絶対に怒らないようにと釘を刺されている。過去で精神を乱すと過去と未来の狭間から出られなくなると。だから常に心穏やかでいるようにと。ウルヴァリンにそれは難題中の難題である(笑)よって劇中ピンチに陥ります。当然ですね(笑)
今回のウルヴァリンはこれまでのように活躍しません。アクションがメインではなく他のミュータント達を説得して協力させるといった役回りだからです。でもこれが難しい。
マグニートやプロフェッサーなど、前作で色々な問題があった彼らは、その後ちょっとやそっとじゃ協力してくれない立場になっているわけです。前に説明したようにプロフェッサーは薬物中毒になってしまってるし。だからウルヴァリン本人が戦ってる暇なんてないんです。でもそれが逆に、プロフェッサー達を説得して導いて行く大人の役回りとしてこれまでにないウルヴァリンの姿を見せてくれます。だてに未来で歳を食ってません。髪には白髪も生えてるし。
もしいつものウルヴァリンを楽しみにしている人はスピンオフの『ウルヴァリン3』に期待しましょう。今回はあくまでも前作のファーストジェネレーションのテイストを継ぐものですし。
さて、結局ブライアン・シンガーの監督登板はどうだったのかと言うと、とりあえずは成功したと思います。おそらく作品がもつテイストが良かった。いかにもアメコミ的な演出が要求されませんからね。それでも未来世界でのセンチネルとミュータント達との闘いは短いながらもよく出来ていた方だと思います。
でも次回でも成功するかどうかは分かりません。なぜなら過去を変えたことで未来が変わってしまったから。ようするに、現実の歴史を取り入れてきた前作と今作の作り方が次に適応出来なくなってしまったと言うことです。この作品以降は我々の知る歴史は存在しないのだ。個人的には前作と今作の作風が好きなので次に不安が残るところですが。まあ実際のところ、どの程度歴史が改変されたかは不明なんですが。
次の『X-MEN:アポカリプス』は2016年に公開が決定しています。今回の新作でもエンドロール後に映像があるのでお忘れなく。X-MENシリーズはまだまだ続きます。
しかし、出演者の高齢化は大丈夫なんだろうか・・ヒューもあの体を作るのはしんどいだろうし、とくにイアン・マッケランがヤバい。お体を大切に・・






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ヒッシー

Author:ヒッシー
映画レビューから最新作の情報配信まで、映画に関する面白いことなら何でも書いちゃおうといったブログです。また映画フィギュアの紹介とそれを使ったコント劇も作っています。なぜか真面目な話が作れません(笑)と言うか、お笑いのほうが作ってて面白いし。
読んでくれた人に笑って楽しんでもらえる、そんなブログを目指しています。たまには真面目なレビューもするよ(笑)

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