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伝説の殺人マシーン復活:『13日の金曜日』

『13日の金曜日』の新作が2015年の3月13日に公開されるそうだ。
金曜日a

これまでのワーナーブラザーズから権利の全てがパラマウントへと移り、仕切り直しの完全新作として公開されます。
よって、マイケル・ベイのホラー映画専門プロダクションが作った前作の『13日の金曜日』とはまったく繋がりがありません。
はたして、それがどんな作品になるのか。
現在のハリウッド映画の収益率の一部にはホラー映画がかなりのパーセンテージを占めている部分があり、新作が後を絶ちません。人気作としてシリーズが作られたり中には大ヒットするものも。
これには理由があり、おそらく邦画の『リング』『呪怨』だと思われます。
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これまでモンスターや殺人鬼が主流だったのが、はっきりとその姿を見せるのではない、見えないけれどもそこに不気味な存在を感じる、といった日本的な恐怖を作風に取り入れたことがヒットに結びついたのでしょう。さらには、そこに主観映像のモキュメンタリーといったジャンルが生まれ、それと相性の良い日本的な恐怖が加わることで新たなホラー映画ブームが確立されました。『ブレアウィッチ・ウィッチプロジェクト』のヒットから始まり現在も作り続けられている『パラノーマル・アクティビティ』シリーズがそれを証明しています。
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最近では『死霊館』の大ヒットが記憶に新しいです。『インシディアス』や『死霊館、『ソウ』シリーズをヒットに導いた成果が、監督の『ワイルド・スピード』最新作への起用というのもなんだか変ですけど。
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だって『ワイルド・スピード』ですよ。改造車大暴走、マッチョ大格闘、大爆破、どこにホラーな要素があるんですか!w
金曜日i

そりゃ、主演のヴィン・ディーゼルとドウェイン・ジョンソン自体が化け物みたいな見た目ですけどw。むしろその二人を主役にしてモンスター映画を撮ってくれw。ドウェイン・ジョンソンも一度『スコーピオンキング』で怪物を演じてるしさw
こういう感じでホラー監督がアクション映画に起用されるのも、それだけホラー映画の地位が上がったということなんでしょうね。
金曜日j

現状、そんなモンスター映画が廃れているハリウッド界で、はたして『13日の金曜日』が今の観客に快く向かい入れてもらえるのか。
もしかしたら、そこに今の流行の要素を入れてくる可能性もある。例えば、主観映像のモキュメンタリータッチ風とか。
ジェイソン伝説を確かめにビデオカメラを手に森へと入った学生達が正体不明の存在に怯えるっていう。あるいは、本物のジェイソンに追っかけ回されるのか・・・いずれにしてもぜんぜん面白くないなw別に今までの『13日の金曜日』でいいじゃんw。
個人的には、『ジェイソンVSフレディ』でエルム街の悪夢のフレディと戦ったり、『ジェイソンX』で宇宙へ行ってパイロット達と戦ったりする、そんなぶっ飛んだ設定の『13日の金曜日』が観たい。そんなの観て喜ぶのは一部のマニアだけと思うけどw
金曜日k
金曜日l

やはり原点回帰なのかなあ。さてどなるんでしょう。
まあ、どっちでもいいか、大々的に発表しても世間はそんなに注目せんやろしねw
あと映画化する際は、セックスに勤しむ若い男女と薬をやってラリってるアホ、それと処女の可愛子ちゃんの登場もよろしくw

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テーマ : ホラー映画
ジャンル : 映画

ハンマー映画:『オールド・ボーイ』

パク・チャヌク監督作品のハリウッドリメイク作、『オールド・ボーイ』の最終ポスターが公開されました。
ボーイb

娘の誕生日を迎えるその日、オ・デスは何者かに拉致される。気づいたそこは、鉄の扉で閉ざされた小さな部屋であった。扉には鍵がされ出る事は出来ない。
なぜ連れ去られ閉じ込められたのか、考えども理由は分からなかった。その日から変わる事のない日々が過ぎて行く。
同じ食事を与えられテレビを観る、その繰り返し。
一日、一月、一年・・。オ・デスは、ある日テレビで自分の妻が殺されたことを知る。容疑者は自分だった。
何度も何度も自殺を試みるが、ガスによって眠らされて気がつくと、治療をされていた。死ぬ事も出来ない地獄の日々は彼の意識を憎悪へと変えた。
「俺を閉じ込めて妻を殺したやつをこの手で殺してやる」
二年、三年、四年・・。オ・デスは復讐だけを胸にひたすら己の体を鍛え続ける。
五年、六年、七年・・。政治と経済、文化と流行、全てが変わりゆく。変わらないのは、オ・デスの見えない敵への憎悪だけであった。
そして十五年。オ・デスの目の前に突如光りが差し込む。あまりの眩しさにしばらく視界が閉ざされたオ・デスであったが、回復と共にそこが今までの場所でないこと知る。どうやらそこはビルの屋上のようであった。彼は解放されたのだ。
なぜ、誰が。疑問は瞬時に終える。彼のすることはただ一つ、俺を解放したやつを見つけ出して殺す。
オ・デスは外へと繋がるドアのぶを回した。
ボーイc
 
ビルの屋上から外へと出たオ・デスが復讐のために手にした武器がハンマーです。
実際はそれをずっと持っているわけじゃないんですけど、それを手にして大立ち回りをした大乱闘場面があまりにも有名なのでハンマーのイメージが強い。ハリウッドリメイク版の最新ポスターもそれを大々的にアピールしています。その扱いの大きさは韓国版以上です。
やはりバイオレンスの本場ですからこんなデザインを採用したんでしょうか。こいつで敵をばったばったとぶっ殺しまくるぞとw
ハンマーを武器にすると言えば『マイティ・ソー』。ハンマーを武器にする新たなヒーローの誕生です。w
アメリカj

とある映画が存在します。タイトルを『Big Bad Wolves』。トライベッカ映画祭で話題を呼んだ作品で、クエンティン・タランティーノが今年ナンバーワンと薦めるサスペンス映画です。
内容は、一人娘を殺された男が容疑者として上がった男に復讐をするという話です。
で、そのポスターがこれ。
ボーイa

ハンマー!
これって偶然の一致なんでしょうか、それともオールド・ボーイを意識して?それより以前に、復讐ものにはハンマーが定番になってるんでしょうか。もしかしたら他にもあるとか?どうなんでしょう。
これからは復讐映画に注目ですよ。w

テーマ : サスペンス映画
ジャンル : 映画

今度は失敗を許されない:『GODZILLA』

再度のリメイクとなったハリウッド版『ゴジラ』の情報が少しずつ出てきているので、ここらでちょっとまとめ。
様々な理由がありますが、やはり再リメイクの一番の引き金になったのは、こいつの存在。
ゴジラh

でかいイグアナですw。
リアル指向、そのアプローチは間違いではないと思うんですよ、ただ扱う素材が悪かった、もはやモンスター映画の代表格とも言える世界中の映像作家が手本にする神格化された作品ですから。
世界を滅ぼす破壊の悪魔といえども、その姿は神々しい。
ゴジラj

それがこんなになっちゃね
ゴジラi

ギョエエエエエエエエ、という不細工な雄叫びが聞こえてきそうです。w
再リメイクは、そのリベンジです。もう失敗は許されない。徹底的にリサーチをとって熟考に熟考を重ねたゴジラの姿が新ゴジラで観れるはず?
そんな心配の中、初めてその一部が公式により公開されました。
ゴジラb

でかい!なんだこのでかさは!雲を突くようなでかさ!もしこれが現実になればかつてないパニック映画になるに違いない。妄想が広がります。これは全然想像してなかった新しいアプローチだと感嘆。
その後、サンディエゴで開催されたコミックコンベンションでゴジラのイベントが行われ、そこで設置されたアトラクション内で再び新ゴジラの一部が披露されました。
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ゴジラc

会場内に展示されていたものですが、おそらくこれも新ゴジラだと思われます。
ゴジラd

アトラクションのビルの窓越しから見えるゴジラの顔から、身長は高層ビル並みだと思われます。以前の公式イラストからそれを超えるほどの高さだと思っていただけにちょっと残念かな。しかし展示物からは、オリジナルを尊重したデザインになっているのが確認できて常々満足です。どやうやら口からの放射熱線も再現されるそうだし。
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そしてつい最近、アメリカで発売予定のゴジラの歴史を網羅した本がアマゾンの商品紹介ページにアップされたさい、その本の表紙をうっかり乗せたしまったことでオールカラーのゴジラの全身像が知れ渡ってしまいました。現在では消去されています。
ゴジラg

会社としては伏せておきたいことなんでしょけどね、でも今の時代にそれは無理、ネットを通じて世界中へと広がります。自分も検索してこうして記事に載せてるしw
本当は予備知識のないまっさらな状態で映画を観るのが一番なんですよ、だから子供の時に映画館で観る映画が面白かった。仕入れる知識なんてロードショーやスクリーンといった雑誌しかなかったし、どんな凄い映画を観れるのかと毎度ワクワクしていたな〜。
デザインとしてはひとまず合格点。今後はそれ意外にも新たな情報が出てくるはず、追って紹介をしていこうと思います。
こうしてまた新鮮味がなくなっていくのね・・・・

テーマ : SF映画
ジャンル : 映画

ロボマッチョ映画?

前回の記事において、前三部作の『トランスフォーマー』と今回新たに製作された『トランスフォーマー』のロボットの違いがあまり感じられないと書きました。
しかし、新三部作で明らかに変わったことがあります。それは主人公。
前回は、シャイア・ラブーフが演じていました。自分はこの主人公がどうも好きになれなくて、映画に対して今ひとつ感情移入出来なかったのはこいつが理由だと思っています。『トランスフォーマー』における必要性がまったく感じられない、はたしてこの主人公が地球を救うための必死の活躍をしたんだろうか?それがまったく記憶にない。どうでした?ロボと人間との友情にも響くものがなかったなあ。もっと脚本を練ってほしかったな。
フォーマーh

そし新三部作ですが、今回はまるで正反対です。演じるのは、マーク・ウォールバーグ。新しい主人公はどうやら兵士と言った設定らしく、新作が表紙を飾った雑誌『エンパイア』の一番手前にいるのが主人公なんですけど体つきからしてごついです。これは期待できそう。前回とは違う、ロボと戦うかっこいい勇姿が観れそうです。
フォーマーb

かなりのマッチョだw画像は別の映画からです。
フォーマーi
フォーマーj

こんな姿でも強そうw
フォーマーl

シャイアと雲泥の差です。もやしです。かりにもアメリカ人なんやしもうちょっと鍛えろ。
フォーマーk

新三部作は結構ハードな内容になりそうな予感がします。加えて爆発破壊が大好きなマイケル・ベイが監督ですからね。

テーマ : SF映画
ジャンル : 映画

かっこいいロボとはこういうことだ

出演キャストを一新して再起動した『トランスフォーマー』の全貌が少しずつ見え始めてきました。
まずは一番に変わったのは主役の交代。はたして主役は人間なのかメカなのかと考えてしまいますが、とりあえずここでは人間としておきます。
前回のシャイア・ラブーフから変わって今回はマーク・ウォールバーグが主役を演じます。
でもそれよりも注目されているのは、やはり何と言ってもオプティマス・プライムスの存在です。機械生命体オートボットのリーダーにして地球を守る守護神。

大型コンボイトラックがガチャガチャと細かい機械を組み合わせながら変形する姿にロボットマニアは大興奮しました。
凄いのは、その変形プロセスが適当ではないところ。細かい部品一つ一つを整合性をもって組み合わせていることです。
車などが実際に人型ロボットに変形するとこうなる、というのが『トランスフォーマー』に登場するロボット達なんです。
だからなのか、むちゃな変形をした結果、変形後の姿は細かい部品がむき出しになったゴチャゴチャした姿になっています。でも全体のシルエットがいかにも日本製ロボットアニメといったスタイルなのでけっこうかっこいい。
フォーマーc


唯一の欠点は、激しいアクションで動き回って相手と取っ組み合いになるとゴチャゴチャ感が災いして何がなんだか分からなくなることですwもはやどこに顔や腕があるのか判別不能。
シリーズを重ねておそらく細かい部分でマイナーチェンジしてると思うんですが、ゴチャゴチャしすぎてどこが変わってるのか分からないw
フォーマーd
フォーマーe


で今回の新たな『トランスフォーマー』です。再起動なわけですから、フルモデルチェンジする可能性は大。そして今回ついに公式によってその姿が公開になりました。エンパイアという雑誌の表紙を飾った新しいオプティマスがこれです。
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そしてこちらがそのおもちゃ
フォーマーa

・・・・・やはりごちゃごちゃしてどこが変わってるのか分からん!w細かく注目したら結構変わってるのが分かるんですけど、パッと見全然分からない。これでアクションをしたらまるっきり前回と同じw
明らかに違いが分かるのは剣と盾ぐらい。おそらく他のオートボット達も同じ感じなんでしょう。
未だにアニメ版が愛されてるのそこなんでしょうね、これぞロボットアニメ、といった感じで誰にでも分かりやすい。
やはりヒーローロボットはそうじゃないと。
フォーマーg

だから『パシフィック・リム』は面白い。それぞれの機体の違いがはっきりと判別できるし、その姿から個性が出ている。このロボットはこんな特徴があってどんな武器を持っているのかとか。さすがは日本のロボットアニメを子供の頃から大好きだったと言うデルトロ監督です、ファンが喜ぶものをちゃんと分かってます。
フォーマーf

トランスフォーマーのマイケル・ベイ監督ではそれは無理。メカに対する愛着なんて一切ない監督ですから。そのメカをぶっ壊すのが大好きっていうだけで。破壊と爆発に大興奮する監督です。
やはりロボットは日本が一番。『パシフィック・リム』が可能性を切り開いてくれたので、それに続くロボット映画が出てくることを願いたいです。

テーマ : SF映画
ジャンル : 映画

とあるヒーローの悩み

再来年公開の『アベンジャーズ2』に向けてついに本格的に動き出しました。
その第一弾が『マイティ・ソー』の続編、『ソー ダークワールド』。現在全米で大ヒット公開中です。
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そして来年の2月からは『キャプテン・アメリカ』の続編、『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』の公開が待機しています。
再来年なんてずいぶん先の話と思ってましたが多分あっという間にその日が来るんでしょうね、楽しみ楽しみ。
実はキャップの続編には少なからず不安を持ってまして。
マーベルヒーローの映画は何と言ってもヒーローのデザインが大切です。かっこ悪かったら元も子もないですからね。いっちゃ悪いが原作コミックのデザインは今の時代の目から見たら決してカッコいいとは言えない。それを今風にリファインしたのが映画版です。
特にアイアンマンの原作が酷いw一番最初なんて完全にドラム缶ですから、中に最先端のメカが入ってるとは全く思えないw。
アメリカk

それから少し時代が進んでちょっとはましになりましたが。でも見た目はタイツを着た人間が上半身に被り物を被ってるだけって感じですw
アメリカl

それが今ではヒーロー界ナンバーワンと言われるほどのかっこいいデザインになって・・・感涙です。
じゃあキャップは?
アメリカd

どうですか?これが最初のキャップです。
アメリカの国旗カラーに額のA。改めて言うまでもないでしょう、みんなの思ってることが全てです。
でもそこが流石のマーベルスタジオ、映画では現代的なデザインに仕上げてきました。映画の時代が第二次大戦中ということもあり、軍服的な味付けがされてるのもナイス。まあ、根っからファンは受け付けないデザインなんでしょうけど。
アメリカf
 
そして、前作で氷付けにされて眠りについたキャップが現代に目覚めて他のマーベルヒーローと共に活躍する姿がこれ。映画『アベンジャーズ』から
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なんで俺だけこんな・・・そんな心の声が聞こえてきそうです。w
やはりマーベルヒーローが集合する記念的な作品なのでこのデザインを採用したんでしょうね。どう見たって日常の風景から浮いてて真っ先に不審人物に思われるようなスーツだけど今回ばかりはしょうがないっていうw
そして、その後のキャップを観れるのが『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』です。はたして彼の運命やいかにw
新たな敵の出現に颯爽と出撃するキャップ。背中ごしから伝わる勇姿、かっこいいぞ!
アメリカb

ジャジャアアアアアアアアアアアンッ!!
アメリカa

おお、かっこよくなってるじゃないか。キャップもほっと一安心。みなさんはどうですか?あり?でもちょっと地味な気も・・
キャップってマーベルヒーローの中では一番普通の人間に近いんで極端にヒーローっぽくできないのも地味になる理由なんですよね、スーパーパワー同士でありえない戦いをするってヒーローじゃないんですよ。普通の人でも着れるちょっと丈夫な服と言うだけで、べつにそこから最新ウェポンや雷が飛び出すわけじゃない。マントだってはおらない。
映画において、これがキャップっていう決定的なデザインがなかなか決まらない、ちょっと可哀想な存在かも。それが出来るのは『アベンジャーズ』の時だっけて言うのもなんだかね。

テーマ : SF映画
ジャンル : 映画

戦う女子力『ハンガーゲーム』

速報!『ハンガーゲーム2』が、封切りから三日間の興行収入で全米歴代4位の大記録を打ち立てました。その収入は、なんと1億6000万ドル超、『アベンジャーズ』『アイアンマン3』『ハリーポッター』に継ぐ大ヒットです。ちなみに、その下は『ダークナイト・ライジング』。
ゲームa

日本で正月映画として公開されるので、『ゼロ・グラヴィティ』と共に賑やかな映画祭りとなりそうですね。やはり夏と年末はそうでなくては。
とは言いつつ、実は『ハンガーゲーム2』は自分の中ではあまり盛り上がっていません。前作も今回に近い興行収入を記録し話題になりましたが、実際観ても海外で騒がれているほど飛び抜けて面白いとは思わなかった。それはどこかで観たような既視感。
ゲームc

そのほとんどを富裕層で占める独裁国家と統治管理される貧民街の住民達。金持ちの達の歪んだ欲望を満足させるためにそこではあるゲームが開催されます。
それは、区域ごとに分かれた貧民街からそれぞれ代表者を二人選び出し、彼らに殺し合いをさせて生き残った者に富裕層の人間と同じ暮らしを約束させるというもの。その模様をテレビ中継により放送するのです。それを観る亡者達は狂気の歓声を上げます。
ゲームd

日本では比較的よく知られていることですが、この作品は深作近二監督の『バトルロワイヤル』にひじょうに似ています。『ハンガーゲーム』の貧民街からの選抜に対し『バトルロワイヤル』は全国からの中学生といった内容になっています。ただ娯楽として楽しむといったものではない。
あと有名なところで『バトルランナー』ですね、シュワルツェネッガー主演で作られた作品でこちらは囚人です。テレビ中継はこちらの映画でも同じです。娯楽として存在します。
『デスレース』もそう。最近ではジェイソン・ステイサム主演でリメイクも作られました。こちらも囚人。肉体ではなく改造車によるレースで勝敗を決めます。ただレースといっても事故で相手が死んでもOKなので実質殺し合いですねw中継もあり。
その他にも様々に存在します。
もし漫画やアニメファンなら既視感はさらにあるはず。特に日本がそうですね、こういった生き残りをかけたトーナメント戦のバトル漫画は日本に古くからあり、まず一番に少年ジャンプが上げられます。最初は違った内容でも、必ずバトルものになるのがジャンプ漫画の伝統です。『キン肉マン』『幽久白書』『魁 男塾』『聖闘士 星矢』『北斗の拳』など、まだまだ上げるときりがない。
で作品を通してほぼ共通してるのが、血なまぐさいバイオレンスだということです。
『ハンガーゲーム』に不満があるとすればそこなんですよ。バイオレンスが足りない。男なら、努力、友情、根性、そしてバイオレンスバトルだろ!というのは僕の理屈ですねwでも観て興奮するのは絶対そっちです。
『ハンガーゲーム』はちょっと趣旨が違う。バイオレンスは薄めでそこに男女の悲恋を入れてきた。互いに敵であるが故に実らぬ恋、そこに全米の女子が萌えた。
ゲームb

『トワイライト』シリーズもそう。イケメンヴァンパイアと人間の女子高生との禁断の恋。観ましたけど、よくある日本の同人誌や少女漫画のような話にこっぱずかしくなってしまいました。その一方で少しキュンとなったりしてwこれはやっぱり女子に受けるな、と少し理解。w
ゲームf

でもだからと言って、あそこまでのヒットになるんでしょうか、たぶん日本ではありえない。あくまでも同人誌的な内容だし。アメリカにはそういった本があまりないのかな、だから新鮮で飛びついたっていう。
とまあ、あまり盛り上がらない理由はそこにあるんですよ
少なくとも、主人公のカットニスの胸のすくような活躍が観たい、圧倒的な能力で強敵を倒していく姿を。
ゲームe

予告を観ると、そんな彼女を期待できるシーンもあるので少しは楽しみにしてもいいかな?

テーマ : アクション映画
ジャンル : 映画

親ばかSF:『アフター・アース』

ウィル・スミス、ジェイデン・スミス親子競演、M・ナイト・シャマラン監督作品、これを聞いただけでみんなどう思う?
方や親ばか、方や毎度がっかりで唖然とするとんでもない落ちを連発する監督、期待とか楽しみとか絶対思わないよね。
『幸せの力』『ベスト・キッド』そして今回取り上げる新作『アフター・アース』。別に親子がこれまでに築いて来たキャリアや作品の内容を非難するわけじゃないんだけど、事実、親父がプロデュースした『ベスト・キッド』は面白かったし、でもそれ以上に親ばかなのが目に余るんだよね。アメリカではもっとネタにされてるんだろうなあ。
アース1
アースd

しかし、それ以上にネタにされてるのはシャマラン。センセーショナルにデビューした『シックス・センス』以降、どれも同じ作風で作り続けてはきたが、謎をあおってあおってそのくせ真相が明かされれば呆れ返るほどの酷い落ち。さすがにイメージからの脱却に焦ったのか、次に初めて手がけた『エア・ベンダー』というファンタジーアクションがまたまた不発。なんとかしたい、その足掻く姿が痛々しいというかなんと言うか。じつはその後、プロデューサーとして参加して他の監督にまかした『デビル』というサスペンスホラーがかなり良かったので、そういうジャンルにはまだ目利きができるんだとほんの少し可能性が見えました。
そして久しぶりに監督として手がけたのが『アフター・アース』という作品。
アースa

自らの手で自然環境を破壊して住めなくなった地球をあとにした人類は、新たな惑星に安住の地を見つける。しかし、そこにはエイリアンが存在していた。人間を殺すためにエイリアン達が放った怪物によって人類はまたもや生存の危機を迎えていた。だが、そこに一人の男が現れる。人間の恐怖を感じ取って襲いくる怪物を前にひるむことなく倒していく男、彼は恐怖という感情をコントロールできたのだ。彼の出現により、人類は再び平和を取り戻していくのだった。
男は軍の将軍として兵を指揮する立場にいた。今日もある任務をもって他の惑星へと飛び立つ。いつもと違うのは、今彼の目の前には息子がいること。訓練候補生の試験に不合格となり落ち込む息子に、せめてもと同乗の許可を与えたのだった。だが真意は、ある事件がこととなって、それ以降親子の絆を失いつつあるのを取り戻したいという思いにあったのだ。
順調に進む航海は突如起きた磁気嵐によって航行不能の危機に見舞われる。
それを脱するためにワープを試みるが、傷を負った船体はもはや回復不能なほどの致命傷となり、近くにある惑星に不時着するしかなかった。
目の前にある青い惑星、将軍はそこに着陸することを命令する。
地球。それが惑星の名であった。カテゴリー:最重要危険惑星・着陸不可エリア
遥かな時の流れは、その星を人類を殺すために進化した生物が住む惑星へと変貌させていたー。

めっちゃSF。しかも宇宙もの。・・・シャマランの作風と全然違うやん!!w
なんで引き受けた?やはりイメージ脱却?それとも仕事がなかったんで飛びついたのか?もはやお気軽雇われ監督に成り下がったのか?今のあいつだったら安いギャラで引き受けてくれるぞ、みたいなwまあ、どれも当たってるようなw
会社もよく頼んだもんだ、これだけマイナスイメージの強い監督なのに、公開前から風評被害にあってもおかしくないはず。
で、ウィル・スミスもよくOKしたなと。
そして映画の封切り日。やはり評価」は散々、収益も散々となったわけで。
それがはたしてどんなものかと、今日DVDを見たわけですが、世間でいわれるほどそんなに悪くはない。ただ面白いと手放しで褒めるほどでもない。ようするに普通、いやちょっと下ぐらいか。自分みたいに、親子競演がどうとか監督がどうとか細かいことに突っ込まない人間であれば普通に楽しめるんじゃないだろうか。
ただ期待してはいけない。人間を殺す生物だらけの惑星に降り立ったスミス親子のハラハラドキドキアドベンチャーを期待すると肩すかしを食らう。
どんな凶暴な未知の生物が出てくるかと思いきや、ゴリラにイノシシに鷲とか。しかも今と同じ姿、進化してねえじゃん!ww
アースb
アースe

イノシシ親子にはほのぼのするよw
鷲がヒナ鳥を守ってくれたお礼に助けてくれたりとか、古典のおとぎ話かよ!w
一番にダメージを負ったことといえば、ひるに吸われて毒にやられたぐらいw
アバターに出てくるような生物と思っていただけに・・・
木や植物もそう。でっかい食虫植物とか雲へも届くような樹木が出てくるかと思えば、その辺の森林でロケをしてるだけwだからそこで迫真の演技をされても緊張がちっとも伝わらない。
アースc

そう、この映画には未知の場所でアドベンチャーをしてるという緊張感がぜんぜんないんですよ。予算なかったのか?
それさえちゃんとしてればね、さらによくなったとは思うんですが・・。欲を言えば、PGかR指定の内容で。そうすれば怖くて緊張感のある内容になってたはず。あの親子の映画でそれは無理かw
そんなわけで、ちょっといろいろと欲が出てしまう作品ですけど、暇つぶしにちょうど良い見れる作品になってますので時間があればぜひ。今回の点数は、上映時間が90分と短いので、それを含めて55点。あれより長かったら40点
絶賛レンタル中。

テーマ : SF映画
ジャンル : 映画

いまいち盛り上がらない続編:「モンスターズ・ユニバーシティ』

続編を作るのは社の方針ではない。以前、そのようなインタビュー記事が書かれたピクサーの特集を読んだ記憶があります。
『トイ・ストーリー』シリーズや『カーズ2』は特殊な例なんでしょう。作品自体、ジョン・ラセター監督の強い思い入れがあって作られたものであるらしく、その続編があってもおかしくはありません。なにせピクサーを率いる偉い方なので、彼の熱望とあってはそりゃ仕方ない。
もん6

ピクサーの作品は一つを完成させるのに相当な時間と労力をかけます。
一番に時間をかけて何度も何度も綿密な検討を繰り返して出来たのが、あの面白い脚本というわけです。とにかく非の打ち所がない。
もん8

どんな台詞を喋らせ、どんな行動をさせれば観る人に感動と笑いを与えることが出来るのか、そしてドキドキハラハラと胸の湧く冒険が得られるのか、それが老若男女、世界中の誰にでも伝わるシンプルな脚本として構成されている。世界中のファミリーが観れてみんなの心を打つって凄いですよね、そして記録を塗り替える大ヒットとなりアカデミー賞も取るんですから。それが常であるという。
もん7

脚本に力を入れているという言葉の真偽は、その結果から見て明らかです。
その上でキャラクターの愛らしさと魅力が加味される。ディズニーブランドなわけですから、造形だってバッチリ。脚本に書かれたキャラクターの個性と見た目の可愛さが合わさることで作品の楽しさはさらに向上します。そうして出来た作品がつまらないわけがない。その制作行程たるや、まるでマジックか錬金術を見ているようです。
そのようにして生まれる作品の続編とははたしてどのような出来なんでしょう。
『カーズ2』は前作ほど評判はよくないと聞きます。まだ未見ですが、まあなんとなく分かります。おそらく今から語る『モンスターズ・ユニバーシティ』と同じような感じのはず。
もん5

やはり相変わらず面白い
今回はサリーとマイクが知り合うきっかけとなった、モンスター大学での話しが中心です。
怖がらせ屋になりたい。自分には無理と周りから笑われなからも希望を持って入学してきたマイクと、恵まれたその姿で人を難なく怖がらすことが出来る人気者のサリー。互いに反発しあう二人だったが、それぞれに欠けているものを知ることで彼らは成長する、そして生涯のかけがいのない友となるのだ。
見ながら、実際のアメリカの大学もこんな感じなんやろうなって感じを受けました。いろんなタイプの大学生がいて学内で様々な行事や出来事が行われたり学生達の普段の生活を見れるっていう。大学を舞台にした青春ドラマによく見る感じですね。それをモンスターに置き換えたのがモンスターズユニバーシティの舞台。そう、この映画は青春映画という一面もあります。マイクとサリーがまだ青い大学生の頃の話し。
そんな賑やかさが映画にはあります。
もん1
もん2

今回の続編はですね、なんというか、そつなく作った印象を受けてしまうんですよ。それは悪い意味ではなくて。
よく出来てるけど、それは前作ですでにフォーマットが完成されていて、そこに準じて話しを作りさえすれば面白いものが出来るっていう。
どうすれば笑えるのか、感動するのか、キャラを作れるのか、考えに考えて最高のものを生み出すピクサーのシステムですから、流用しても面白くならないはずがない。ただ新鮮さがない。『カーズ2』の評判もそんな理由からなんじゃないでしょうか。
同じようで新鮮さがない、じゃあなんで『トイ・ストーリー』は毎度面白いんだ?となりますよね。それはもう、おもちゃだから、というしかw車や昆虫や魚やねずみが喋って動くより絶対おもちゃのほうが楽しい。おもちゃを使ったごっこ遊びを子供の頃にみんなしてきたしね。一番自分の身近にあって、そうあってもおかしくないと思えてしまう。車が喋って生活してるとか、あまり理解出来ないよね。だからこそ作品のテーマに一貫している、いつか必ず訪れる別れに胸をうつ。
たとえシリーズを通して世界観が同じでも、やっぱり感情移入して楽しいのはおもちゃ。
でも正直ピクサーには新しい発想で作品作りにチャレンジしてほしいのも本音です。今までそれだけの独創的な世界を生み出してきた実績がありますし、次はどんなものを見せてくれるのかと楽しみじゃないですか。
そんな期待も込めて、今回は100点満点中70点。
絶賛レンタル中。

テーマ : ディズニーアニメ
ジャンル : 映画

ウッディと愉快な仲間たち。その一

やあ俺だ、これから時々俺の仲間達を紹介していくぜ、よろしくな(唐沢寿明の声で)
最初はこいつからだ
リム1

『パシフィック・リム』に出てくるジプシーデンジャーだ、かっこいいだろ。こいつはアメリカのNECAって会社で作られたんだぜ。この会社は映画に出てくるキャラのフィギュアを作ってるんだ。
リム2

どうだい、ロボットってやつは男のロマンだよな。力がみなぎってきそうだぜ。
リム4

巨大ロボってのがまた熱いだよ。映画を見たら分かるだろ?
リム3

見てくれよこのポーズ、たまんねええ!
リム5

前から思ってたんだけどさあ、この背中にあるヒラヒラってなんなの?
リム6

これな、この羽みたいなやつ
リム7

分かるやつがいたら教えてくれ、じゃあまたな、次も仲間を連れてくるぜ。
リム8

ん?
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ん〜?
リム11

ええええええ?
リム12

男のロマンだああああああああああ!
リム13



テーマ : ホビー・おもちゃ
ジャンル : 趣味・実用

ハリウッド界一の暴れん坊将軍、世界を救う

ダーレン・アロノフスキー監督がラッセル・クロウを主演に起用した超大作、『ノア』の予告が公開されました。
『レスラー』『ブラック・スワン』で、すっかりアカデミー賞の常連となった監督の次の作品ということで制作費も飛躍的にアップ。彼の一声でお金は目の前に積まれるし、言うことにはなんでも従う。アカデミー賞にからんでくれたら私たちはどんなことでも・・・そんな企業のお偉方がいるとかいないとか。
だが彼らは忘れている、目先の美味しい話に飛びつくことがどれだけ恐ろしいことかを。後悔先に立たず。気づいてからではもう遅い。あとはひたすら奈落の底に落転げ行くだけだ、責任という名の重い十字架を背負いながら・・とまあ、そんな話があるとかないとか。
でもやっぱり期待しちゃうよね、正直な話。燦然と輝くアカデミー受賞歴。
ラッセル・クロウ、アンソニー・ホプキンス、ジェニファー・コネリー、エマ・ワトソン、この布陣だけでも、それに相応しい作品になることを期待してしまう。
でもなあ、扱う内容がね。
旧約聖書に出てくるノアの箱船だよ、それを作った人のお話だよ、宗教臭いよ。
神からの啓示を抽象的に描いた映像がまた宗教臭い。案の定、試写会では評判がよろしくなかったとか。キリスト教圏でそれってかなりヤバくないか?
基本的に映画ってものは壮快で楽しいものを観に行くわけで、エンタメ大国のアメリカではなおさらその気持ちが強い。神の教えがどうとか、説教臭いのは退屈の極みだ。一度海外の劇場でアクション映画を観たことがあるけど、外人さん達のオーバーリアクションの面白さったらなかった。そんな彼らが静かに神の教えに耳を傾けているとはとうてい思えない。
それとノアを演じるラッセル・クロウ、彼を見るとどうしてもあのキャラを思い浮かべてしまうよね。ていうか、どんな役を演じようと彼にピッタリなのはそれしかない、めっちゃ低い怖い声も含めて。
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「神からの声を聞いた、世界は滅びるのだ、みな私の声に従うのだ!」
そう言われてもイマイチw
まあ憶測で語ってばかりじゃしょうがない。とりあえずは予告から


このガタイにこの顔、やっぱり戦士だよねw
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そして出た、神の啓示。へびがアダムとイヴをそそのかして知恵のリンゴを食べさせたんだっけ?それが人間の愚かさの始まりなんだよね
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そのことを親父に相談するラッセル。親父を演じのるはこの人、俗世間から離れた浮世離れした人間を演じられるのはこの人しかいない。神様、人食い博士となんでもこいの、アンソニー・ホプキンスだ。神の声を聞いた男の親父は彼に何を助言するのか
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そうこうするあいだにも人類滅亡の日は近づく。
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また出た、第二の啓示。これこそが人類滅亡へとたらしめる決定的な予言。なんと分かりやすい、ここまでは見事に宗教映画してます。
ノアh
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啓示の連べ打ちwある意味トリップ映像ですな、聞く人によっては怒られそうだけど
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遂に決行に移るラッセルとその家族。嫁はジェニファー・コネリーなので以前に夫婦役で競演していることもあり勝って知ったるなんとやらです。良い女になりました。
ノアn
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娘役にエマ・ワトソンが出ています。例の魔法使い三人組の中では一番にキャリアを磨いてるんじゃないでしょうか。
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そして長い年月はラッセルを戦士へと変えたwやっぱりどう見たってそうだろw
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強そう、怖そう。
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は〜い、押さないで押さないで〜、先着順ですよ〜。動物達の世話をするのも大変だなw
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ついに迎えた審判の日、世界を飲み込んだ大海原を箱船が行く、はたして箱舟の家族と動物達の運命やいかに!
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それは聖書を見てください。しかし、こう書いてきてみたものの、やはり普通に聖書の内容を描いた作品にしか思えない。たぶん他にもいろんなドラマがあったり主人公の心の葛藤など見所が多いんでしょうけどね。人の持つ宿命や妄執など、そこに生きる壮絶な人間ドラマを描かせたら上手い監督だけに、ノアの生き様を見応えのあるものに仕上げてくれれば大化けしてくれそうなんだけど、どなることやら。
ちなみに、つい先日知ったことなんだけど、この作品に出てくるノアは元戦士という設定なのだそうですw。
なんだ、だからラッセルなのか、なら別の楽しみが増えたかも。
大戦闘シーンで敵を斬りすて殺すラッセルに期待!やはり君はそれが一番。
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テーマ : ヒューマン・人間ドラマ
ジャンル : 映画

こう見えても私、動物好きなんです

『マッドマックス:フューリーロード』の公開が再来年の2015年5月15日に決定したそうです。
2015年・・・まだまだ先じゃん(泣)
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現在は、ほぼ完成してるものに対して追加撮影を行っているようです。先に見送られたのは、再来年が、前作の三部作の最後から30周年ということで、その際に派手に宣伝展開を行いたいのが理由らしい。
ていうか、喜んで話題にするのは40〜50代のおっさん連中だけやけどなw『北斗の拳』の元になった映画って知ってる?
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映画はリメイクでも続編でもなく、新たな三部作として再起動するそうです。そして何と言っても心強いのが、監督が前三部作を手がけたジョージ・ミラーだということです。
前回のブログで、ナチュラルなパッションで持って作られたものこそが語り継がれる名作になりうると書きましたが、これもほとばしる情熱と勢いで作られた作品。ナチュラルハイな状態でないと絶対あんなトンデモな世界を作れないってw。アイスホッケーマスクをかぶったムキムキマッチョな半裸ハゲの悪役なんてどう考えたら作れるんだ?w絶対にバカな会話から生まれた思いつきだろ。
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「車をこんな風に改造してさ、猛スピードでグウォーって走らせて、車と車をガーンってぶつけて壊してさ。ついでに人間も引いちゃおう」みたいなノリでw
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それが北斗の拳に登場したり、世界観、アクション、服装、美術にいたるまで、のちの多くの作品に影響を与えたんだから、やはり名作っていうのは基本バカなのりから生まれるのだろう。卓上の計算だけでは作れないものもあるのだ。
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マッドマックスを作り終えたあと、ジョージ・ミラーはどこへ行ったのか。
じつはジョージ、計算高い監督へと成り果てたのであったw
それがこれ。
ベイブ
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もう言わないでもわかるよね、大ヒットに味を占めたジョージはその後もシリーズを連発してハリウッドセレブの仲間入りをはたしたのだった。
そして帰ってくる、超バイオレンスな世界へと。
ほんとに大丈夫か?初心に帰ってくれることを願わずにはいられません。

テーマ : アクション映画
ジャンル : 映画

公開直前、『ロボコップ』新旧徹底検証

リメイクほどやっかいなものはない、それがかつての名作と呼ばれていればなおさら。
まあ作られる意義はあるんですよ、それも分かる。映像など今の時代に相応しい内容にも作れるし、せっかく大きなスクリーンで観るんだったら大作らしい派手な映像美を堪能したい。
でもそれを超えた面白さがオリジナルにあるのも事実で、あの時代にしか出来ない映像や脚本や演出があり、今の方が退屈でヌルく感じてしまうこともある。例えば年齢制限を授けるレイティングシステム。昔は今ほど厳しくはないわけで、過激な内容の作品が普通にまかり通ってました。
30代や40代の人なら覚えはありませんか?かつて子供の頃に通っていたレンタルビデオ屋の棚に、いかがわしいパッケージ絵のB級C級作品がずらりと陳列していたことを。今でも変な類いの作品はあるけど、個人のパソコンでも大作に引けを取らない映像が容易に作る事が出来るようになった今、変は変でも、バカはバカでも、どこか丁寧でこぢんまりとした印象を受ける。また狙ってそんな作風にしているようにも見える。もっとナチュラルなパッションを感じたい。そのようにして出来上がった作品がのちの名作と呼ばれるものだと思います。
『ロボコップ』のリメイク作がもうすぐ完成されます。オリジナルを知る方も多いはず。これこそナチュナルなパッションに溢れた快作です。はたしてこのリメイクはどう仕上がったのか。
作ったのはもうお馴染み、変態ポール・バーホーベンです。w
『トータル・リコール』『スターシップ・トゥルーパーズ』『ショーガール』、大作アクションやサスペンスの皮を被って実はその中身は只の変態エログロバイレンス映画っていう、頭のおかしい監督です。
その変態が作った語り継がれる名作『ロボコップ』がリメイクでどのような変貌を遂げたのか、完成を前に知ることの出来る範囲で検証していこうと思います。


物語の舞台になるのはデトロイトです。経済は崩壊し、職を失った人間が街に溢れ暴力事件と死傷者が後を絶たない街へと変わり果てています。この辺はあまり変わらないようですね、街自体が今も破綻した状態ですからw。
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どうやらロボコップのいろいろな試作品が出そうな予感。制作費をかけて力を入れてるので当然と言えば当然ですね、スターウォーズやアイアンマンやトランスフォーマーのように玩具を売りまっくて制作費を回収したい本音もありそう。
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今回の違和感第一弾。マーフィーと妻と一人息子の三人家族は以前と同じですが、マーフィーがイケメンになっている!イケメン顔のロボが生まれたところでそれは単なるカッコいいロボットでしかない。不細工なところに、半分が人間であるといった哀しみがある。フランケンシュタインがそれ。そう、『ロボコップ』は現代のフランケンシュタインの物語でもあるのだ。
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そして第二弾。瀕死の重傷を負うマーフィーです。このシーンも前作が名作と言われる所以であり、前作のマーフィーは強盗団からの一斉射撃によって目を覆うほどの惨たらしい体となって命を失うのです。そのシーンが変態バーホーベン監督によって執拗に描かれます。また、スプラッタ特殊メイク界随一の天才と言われたロブ・ボッティンのメイクがそれをより残酷に見せます。カットされたシーンが追加されたディレクターズカット版ではもっとえげつない。カットしなくても相当グロな作品なのにカットしなくてはならないとは、それがいかに凄惨なものか想像出来るでしょう。しかしリメイクは、爆発に巻き込まれるだけであっさり気味。
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出た!マイケル・キートン・バットマンw彼は前作で言うところのロボット開発部長の役どころでしょう。頭の禿げ方が似ているwナイスなキャスティングですw。怖いもの知らずの野心家というのが前作の設定ですが今回はどうなんでしょう。
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ぼろぼろ加減は一緒ですな。それにいたる描写が違うというだけです。
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これが一番の違和感かも。なんで右手だけが生身で残る。ただ損傷がなかったという理由だけじゃ理由にならない。むしろこれって、ロボにとって不利なんじゃないの?戦闘の際、大けがをしてしまいそう。ロボ同士で戦ったりしたら潰れちゃうよw映画を観て納得ができるんでしょうか。
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やっぱりイケメンだと違うんだよな〜
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なぜかシルバーボディーがダサいと言い出すキートン社長。そしてカラーリング変更の指示。発売されるおもちゃのバリエーションを増やすためか?w
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で現れたのが、全身ブラックボディーのロボコップらしくない体。金属って感じがぜんぜんしない!とりあえずは前半はシルバー、中盤からブラックといった展開になりそうですが。
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ターゲットシステムで相手を照準に捉える機能は健在のようです。なぜフルカラーじゃないのか不明ですが。サーモグラフィや暗視モードなどの切り替えがあるんでしょうか。
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またもや違和感。スタイリッシュでかっこいいロボには車ではなくバイクが一番!そう判断あっての変更なのか、しかもレーサー仕様、いずれにしても違和感ありです。
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ロボコップと言えばこれ、太ももオープンハッチホルスター。どんな銃なのかもファンなら気になるところです。前作のオート9は今や映画史に残る銃ですから。
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新作のロボはかなりスピーディーに動きそうです。そうなると、有名なロボ歩きが出来なくなる可能性が高い。もしかしたらなんらかの形でオマージュ的に再現されそうですが。
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敵のED209も時代にあわせてスタイリッシュ化。少しドジっ子で可愛いところを醸し出す愛らしいデザインでなくなったのが残念。
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家族愛が強調されてるようです。さすがイケメン、こんなシーンが似合います。
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今の段階ではざっとこんなところでしょうか。これからさらに違和感が増すのか、さらなる続報を追っていこうと思います。


テーマ : SF映画
ジャンル : 映画

『舟を編む』のありえない話し

2014年アカデミー賞外国語作品部門の日本からの出品作に『舟を編む』が選ばれました。
となれば、これは絶対に観なければならない、応援することは日本人としての義務である。
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しかし本音は、アニメーション部門への出品が決まった『魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語』の応援であるがw。
まどかa

はたしてノミネート作品として選出されるのか・・・でも無理やろな、あれはテレビシリーズと前回の映画版を観ていてこその話やし、初めて観る人には全然分からない、ていうか、なんで選ばれたの?アカデミー協会の人間にファンがいるということか?それはそれで嬉しいことではある。
ぜひともノミネート作品に選出されてほしいものです。
「oscar to madokamagika!」
盛大な拍手が響き渡るなか、壇上へ登る監督と声優達、日本中のオタク達の願いと悲願が今ここに・・・ないけどなw
全然話しがそれてしまったw『舟を編む』の感想です。
出版社の辞書編集部から退職する編集部員の代わりに人事移動の命によりやって来た変わり者、馬締 光也(まじめ みつや)。変人と言われ他人との触れ合いを極度に苦手とする彼は、同じく変わり者の編集部員らと共に新たな辞書作りを目指す。それは長い道である。辞書の完成には先の見えない長い年月を要する。時代は移り、新たな言葉が生まれ、人は年を重ねる。また去る者も。そしてあれから12年、辞書は完成を目の前にしていた。
本屋大賞第一位、そしてアカデミー賞外国語部門出品作である。面白いだろ、面白いよな、そうじゃないともはや日本人にあらず、非国民だ。相手の意見など聞く耳を持たない当然と言った問いかけがそこにある。レビューに点数を低く付けた人間がいるんだろうか。でもそういう考えをもつ人間は面白い。流行の逆を行き決して流れに流されない、単なる批判ではない、自分の言葉で説得力のある批判をする人間は尊敬に値する。
というわけで批判を言ってみようw
立派な批評家でもないボンクラ一般人の身分でなんて無謀なwみんな大目にみてね。
断っておきますけど、別につまらない作品と言ってるわけではないんですよ。辞書作りの大変さや日本語の素晴らしさと大切さを改めて教えてくれた作品だし。
あとポイントが高いのが、けっこう笑えるシーンが多かったこと。変わった行動や言動の多い登場人物ばかりで、一般常識から外れたそれがユルい感じの笑いで描かれておりツッコミつつ観ていました。あまりはっきりとした表情や感情を表に出さない役を演じることの多い松田龍平にはピッタリの役で、そのユルい感じの笑いがまたあってました。
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『大渡海』それが辞書の名前です。言葉の海に浮かぶ人を導く辞書と言う名の舟。言葉は世界に数あれど、一つの言葉に多様な意味を持つ日本語ほど不思議で魅了されるものはない。それが時代の移りによりまた多くが生まれる。『大渡海』は時代を生きる辞書、そう馬締が語ります。今の日本がそこにはある、まさに外国語映画部門への日本からの出品作に相応しい作品だと思います。
じゃあなにが不満なんだ、そう言われそうですが、実は作品の完成度とは別のところに不満がありまして。
この作品には宮崎あおいが演じる香具矢(かぐや)という女の人が登場します。馬締が住むアパートの管理人の孫娘が彼女です。
ある日、馬締はアパートで偶然彼女に出会います。そして一目惚れをしラブレターを書いて自らの手で渡すのです。
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それだ、それが許されないのだ!これまで27年間、人と関わることを嫌い、当然恋人など作ったことがないような人間がいきなり本人にラブレターを渡す。そんなの絶対おかしいよ、どうかしてるぜ!実は僕もそんな人間なんですよ、そんな人間っていうのは人と関わるのが苦手ということ。そんな人間がラブレターなど渡せるはずがない。かりに出せたとしても撃沈になるのがおち。
さらにありえないのは次。なんと、自分の言葉で好きと伝えて彼女からも私も好きだったと告白されることだ。
こんなハッピーな結末、世のコミュ症達が認めるはずはない!wおまけに女の子は宮崎あおいだ、こんな可愛い子と出会えて一つ屋根の下に住めること自体が罪だ。自分だったら理性を抑えられん、しかも両想いだったら毎日◯◯◯だああああ!・・
映画の中で飲み潰れた同僚を部屋に残して二人して別の部屋に行くシーンがあるんだけど、あらぬ妄想を抱いてしまった。このあと事におよぶんか、するんやな、って言うw
そんな悔しい想いに身悶えつつ、その直後のシーンに仰天&唖然。なんと画面に大きく12年後との文字が。そして二人で朝食を食べてるシーン・・・もう結婚しとんのかい!w
もう諦めました、この後は静かに二人の人生を見守っておりました。
宮崎あおい、可愛かったな~
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良い映画です、アカデミー受賞の追い風になるべく皆も応援してやってください。

テーマ : 日本映画
ジャンル : 映画

ハゲマッチョ俳優最強伝説

『ワイルドスピード』シリーズが凄いことになっている!
車が主人公みたいなものだから、まずは何と言ってもカーアクションが凄いのは周知の通り。しかも並のアクションではない。
シリーズ初めはゼロヨンストリートレースだったのが、回を重ねるごとに街や道路を破壊しまくり、あげくは飛行機や列車までもが爆発するダイハード真っ青のアクションになってしまった。それがまた面白い。
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面白いついでに、悪の組織対主人公チーム、というストーリーの幅もスケールアップし、輪をかけて面白くなった。
しかし本日語るのはそれではない。
まず上げるのは、主人公を演じるヴィン・ディーゼル。その特徴はなんといってもハゲ。若手ナンバーワンのハゲアクション俳優だw。ブルース・ウィルスはここでは論外、あくまで若手と言う意味で。そしてマッチョでなくてはならない。
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彼がいればシリーズも安泰だろう、そう思える矢先、ヴィンの前に最強のライバルが登場する。アメリカWWEプロレス団体のカリスマ的レスラー、ドウェイン・ジョンソンの参入だ。見事なハゲにヴィンを超えたスーパーマッチョ。彼の役どころは特殊捜査官の隊長、その彼がお尋ね者になったヴィン一味を追うのだ。
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カーアクションだけでも凄かったのに、この二人によるスーパー肉弾戦も加わってしまった。もはや誰もこの二人を止められない。
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サンダ対ガイラ、ゴジラ対キングコングの戦いが繰り広げられる。
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カーアクション、筋肉祭りの肉弾戦、そして銃撃戦と、アクション福袋のような映画が現在の『ワイルドスピード』だ。
そして来年公開されるシリーズ最新作第七弾。
信じられないような、まるで冗談のような話なのだが、なんと第三のハゲマッチョ、ジェイソン・ステイサムの参戦が決定してしまったのだw。
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制作者、わざとだろwみんながネタにして話題にされるのを狙ってキャスティングしたやろww。
最強ハゲマッチョの三つ巴の戦いに激熱必至!

テーマ : アクション映画
ジャンル : 映画

『あまちゃん』の水タクがバイオレンス映画に出てる!

きましたよ、ついにきました、『レイド2』の予告編が。
前作を見た後の熱狂ぶりが懐かしいw 輸入DVDショップで思わず衝動買いしそうになりましたから。


どうやら続編は、前回から2時間後の話になるらしい。でも主人公が牢獄に閉じ込められてるんですがw。しかも相当恨んでるようで壁に描いた人間をどつきまわしてるし。『オールド・ボーイ』かよw。でもあっちは十数年閉じ込められて『レイド2』は2時間。いったい2時間の間になにがあったんや~。


続編でも大勢の敵を一人無双しちゃうんでしょうか。そして戦いの舞台ははたして。
ちなみにこちらが前作。


圧倒的数を前に僅かな精鋭だけで立ち向かう戦いっていうのが燃えるんですよね。
銃撃戦と格闘がひたすら凄まじく続く戦いもアドレナリン出っぱなし。かなりのバイオレンスなところも評価高し。
続編は全てにおいてパワーアップしてるらしいので超期待ですな。
そうそう、『レイド』を語るうえではこの映画は外せない。
『ジャッジドレッド』。スタローン版じゃないほうね。完璧なる『レイド』のパクリですw。しかし奇跡的に面白い作品になっているのでこちらもおすすめです。

テーマ : アクション映画
ジャンル : 映画

ホラー映画界からのサプライズです

またやっちまったなあ。自分の悪い癖だ。
面白そうな映画があると過度な期待と妄想をしてしまうという・・
まあ、そのほとんどは実際面白いんですけどね、評価も理解できる、けど思っていたものとはちょっと違う。
その思っていていたものを上回っている映画こそ、僕が映画を評価する中での一つの基準にもなってます。
最近では『ゼロ・グラヴィティ』が楽しみでしょうがないんですよね、気をつけないと。なるべくまっさらな心の状態で公開日を待ちたい。
昨日鑑賞した『サプライズ』も、ちょっと下回った作品。
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面白い、確かに面白いんですよ。いけないのは、タイトルにあるように、まさにサプライズな展開があることを予想できてしまったことと、その着想があまりに面白く、さらにこうなったら面白いだろうな、と想像を膨らませてしまったこと。自分の悪い癖です。
両親の結婚35周年パーティーに集まった家族が正体不明の殺人鬼集団に次々と惨殺されていく。
ストーリーと惨殺方法、そしてその恐怖演出が、お約束につぐお約束と見せかけていくなか、後半でそれを裏切るまさかの急展開。多くのホラー映画からのシーンがオマージュ的に使われていて、ファンならニヤリとすることも請け合い。
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そういう訳で、設定と着想が面白いと思ってただけに少し残念。
恐怖と爽快感、そう評価される作品なのに、まだまだ足りない、消化しきれない。
でもだからこそ、この作品には大きなパワーと可能性を秘めていて、もし続編があるならそれを見せてもらいたい。能力全開フルパワーの彼女をねw思わせ振りはこのへんで
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それらをふまえて、もしこれから映画を観に行く人は必ず予備知識なしで観ることをおすすめします。そうすれば最高のサプライズがあなたを待っています。

テーマ : ホラー映画
ジャンル : 映画

超能力映画にはずれなし

前回の『キャリー』に続いて、今回はもう一つの超能力映画『クロニクル』を紹介します。
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日本では2週間の限定上映だったので知らない人のほうが多いと思います。それが実に勿体ない。超能力を題材にした作品には外れがないと言われますが、これもその一本です。
大友克洋の『アキラ』や『童夢』が好きで、そのような作品を作りたいと思っていた監督が念願叶って完成させた作品です。
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驚くのは、この作品が実質のメジャー作だということ。元々YouTubeなどの動画投稿サイトに短編を投稿していたものが映画製作会社の目に留まり今回の採用になったようです。もちろん元のアイデアは監督のもの。そのアイデアに多額のお金を投資するなんて、そこがハリウッドの凄いところですね。新しい才能を発掘し面白い作品を作り多額の収益を得る。そのようにハリウッドシステムが回っているんですね。
あとは、現在のハリウッド映画がアイデアに不足しているという問題があります。作られる映画といえば、ヒット映画の続編かアメコミの実写化ぐらいですから。年々制作費が嵩んでいく昨今の作品作りにおいては仕方ないことだと思います。制作費をかけたオリジナル作品ではリスクがありすぎる。そこで、ローバジェットのオリジナル作品でそこそこのヒットが望める新人監督の発掘というわけです。『クロニクル』の監督も、そんな発掘された中の数ある才能の一人。
『アキラ』と『童夢』を実写で撮りたい。しかし簡単なことではありません。これまで何度も名のある監督が名乗りを上げ、そのあまりにスケールの大きい内容から何度も企画が立ち上がりは消え、現在白紙状態なのが実写版の『アキラ』です。単に好きだからという理由だけで撮れるほど簡単なものではない。
漫画の実写化はこれまで何度も行われてきました。しかし、おそらくアメコミを除いて成功した例はほとんどなく、ファンからの非難の嵐です。もしこれまでの企画通り『アキラ』の実写映画が実現していても間違いなくそうなっていた可能性が高い。
はたして『クロニクル』はどうだったのか。
結論から言えば素晴らしかったです。ファンも納得の出来でしょう。
この映画は『アキラ』をそのまま実写にした作品ではありません。そこは先に説明したように、あの映像を実現するには途方もなく制作費がかかります。いくら才能があっても新人監督に任すほど会社も無謀ではない。それに会社も始めからそれを望んでません。望んでいるのは、アイディアのあるローバジェット作品です。『クロニクル』はそれに見事に応えた作品と言っていいでしょう。
映画の物語の舞台は現代です。『アキラ』のようにハイテクの高層ビル郡や近未来メカなどはいっさい出てきません。私たちが見慣れた近所の住宅街が舞台となります。
登場人物は普通な高校生です。『アキラ』のように不良達がバイクに乗って暴走したり暴力事件を起こしたりしません。
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家族や学校のこと。友達や女の子こと。たまにいたずらをしたり。笑ったり悲しんだり悩んだり怒ったり、一度は通り過ぎた少年の思い出がそこにはあります。
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そんな少年達が、ある日をきっかけに超能力を手に入れる。
『アキラ』とはまるで接点のない話に思えますが、監督が描きたいのは『アキラ』のビジュアルではありません。近未来と現代、普通の若者達と不良達と、その違いはありますが、共通するのは、どの時代にもいる若者達の心の叫びです。
大人達が作った社会というルールの枠組みの中で、時には理不尽な制裁と仕打ちにあいながらも、それでも懸命に生きる若者達の姿と、傷つき悩む少年少女の心。それが『アキラ』と『クロニクル』に共通する内容であり、乗り越えることが出来ない強固な壁を前に、それを壊すことが出来る力を手に入れた者がなにを思いどう行動するのか、それを両作品は描きます。
『クロニクル』はそこに重点を置いて主人公の心も内を描写します。
病気で寝たきりの母と仕事をしない父。父親から受ける理由なき暴力。学校でのいじめ。彼の唯一の心の拠り所は、ビデオカメラで自身の日々を記録すること。家でも外でも常に記録します。
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唯一理解を持って接してくれるいとこの青年の他に、後に友人となる黒人青年も、心の底から信頼をしていない。見えない心の壁は常に存在します。
それは小さな疑念と嫉妬から始まり、のちに取り返しのつかない事態へと発展するのです。
『アキラ」にも同じことが言えます。鉄雄がそうです。その彼が強大な超能力を手にする。そして悲劇が起こるのです。
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このように、派手なビジュアルに頼ることをせずとも優れたドラマ性を持つのが両作品。
だからと言って、それだけにしたくないのがファンというもの。『アキラ』と言えば超能力。ハイテク都市やかっこいいメカがなくても、それだけは映像化したい。
大友克洋が描く超能力は衝撃でした。物質が見えない力によって動かされて破壊されるのが、まるで現実にそうなるかのような詳細な画のタッチで描かれています。
見えない力が壁へと衝突し、コンクリートに亀裂が入ると同時にすり鉢状に陥没する。一番に有名なシーンです。もちろん『クロニクル』でもそれが再現されています。
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最後、力の解放によって街を破壊する主人公は、まさに『アキラ』の鉄雄のよう。見ればおそらくビックリするはず、まったく低予算とは思えない迫力の映像にしあがっています。
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一つ不満があるとすれば、この映画は主人公の映したカメラの映像がそのまま物語とし語られるという構成になっているんですが、ようするに『ブレアウィッチ・プロジェクト』に始まったPOV撮影というやつです、その今流行のPOV映像が最初のうちは効果的でリアルに感じられるものの、途中からあまり意味がなくなってくることなんですよね。
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力が大きくなってくるにつれて今まで手にもっていたカメラを念動力で宙に浮かせて自分を撮るようになる。思うんですが、そこまでの力を手に入れたのにカメラで自分を撮る必要がまだあるのかと。友達がいない孤独な少年が寂しさを紛らわせるためにカメラを回し続ける姿に、同情というか、なにかやるせなさみたいな悲しい感情を抱いていたのが、力によってこれまでにない喜びと開放感を得てカメラを宙に飛ばす少年の姿に、もう無理にカメラを持つ必要はないやろ、と思ってしまいます。まあ案の定、後半で力を解放してからは、さらにカメラの必要性は無くなってしまうんですけど。
最後の超能力バトルでは、いったい誰がカメラを回してるねん、ていうかカメラないやろ、とかなり不自然です。
POVの欠点はそこなんですよね。話がどんなに大それたことになろうと、なぜか撮ってる人間はカメラを手放さない。『ブレアウィッチ・プロジェクト』はまだ分かります。でも『クローバー・フィールド』とかになると絶対無理がありすぎる。怪獣に殺されそうなのに、悲鳴をあげて逃げ回っているのに、なぜカメラを回してるんだ?ていうwそんなことを許されているのは『川口浩探検隊』だけだろw
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ようは、話が限定されてしまうんですね、広がりを持たせられない。無理に持たせようとすると『クローバー・・』のようにつっこまざるおえない。もし広がりを持たせようとするならカメラを途中で放棄するしかない、そう、『レック3』のように。
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安売りのハンディカメラの映像が突如デジタルハイビジョンの映像に変わる衝撃といったらw
でもそれって、基本バカ映画ノリのあの作品だからこそ見れるわけであって、シリアス一辺倒な『クロニクル』では成立しない。
なら始めから普通の撮影にしたらいいのに、第三者のカメラ視点でもなんの違和感もないはず。作品が持つ本来の面白さは絶対に損なわない。
でエンディングもカメラで閉めるという・・・もうええやろ!w
どんなこだわりがあるの?物語を語る上でそんなに大切なものだったのか?そんなふうには見えなかったんだが・・。
だれか説明してください。すいません、そこまで深読みができないんです。
でも総じて大満足。公開は終わったけど、DVDがレンタルされたあかつきにはぜひとも見てもらいたい作品です。

テーマ : SF映画
ジャンル : 映画

『キャリー』新旧対決

開眼。なにに開眼したかって、クロエ・グレース・モレッツの可愛さに改めて開眼。
そりゃ別に改めて言うまでもなく、可愛いのは分かってましたよ。しかし今回はそれとは違う。彼女主演でリメイクされた『キャリー』を見て彼女の可愛さの秘密に気づきました。
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別に難しいことではないんですね、実に単純な答えだ。それは彼女がとびきりの美人ではないところ。可愛いは可愛いでも、これぞハリウッド女優という華やかで近寄り難い奇麗さではなく、どこにでもいそうなちょっと可愛い子、そんな親しみやすさが彼女の魅力であることを『キャリー』を見て分かりました。
悪く言えば、ちょいぶさかわ。特に鼻。ちょっと上を向いた大きな鼻の穴が子豚さんみたいで可愛い。映画の中で豚が出てくるんですけど、豚が正面を向いた顔が彼女の顔とだぶってちょっと笑ってしまった。作った人の「ほら、クロエに似てるだろ」って言う、意地悪な心の声が聞こえてきそうでw
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クロエb

その彼女の可愛さをさらに引き立たせるのが物語に登場するいじめっ子達。キャリーをいじめる女達のビッチさといったら・・。頭の中がセックスとドラックのことしかないのが一目で分かる見た目と、あほ丸出しのじゃベリ方。同級生が全員そんなんばっか。そんなやつらの中で怯えるクロエたんが怯える子鹿のように見えてどしようもなく守りたくなってしまう。映画を見ながらずっとそんな気持ちにさらされていました。演技なんですが、そう思わすクロエたんがさすがです。
しかしそうなると、これはもはやホラー映画ではなくなってくるんですよね、クロエたんの魅力を伝えるアイドル映画になってしまっている。シシー・スペイセクが演じた元々の映画はこうではないはずなんです。どこにも可愛さがないですからね。どこか不気味でみじめな哀れさしか感じられない。まあ映画の内容のことを考えると十分説得力があるんですけど。
いじめられる側が悲惨であればあるほど、ラストのプロムでの凄惨さが増す。キャリーの怒りと恨みの怨念が爆発して阿鼻叫喚の地獄絵図となる。その後のショッキングなシーンとして有名な最後のあれも、だからこそ恐怖が増します。
キャリーp

リメイクされたキャリーにもそのようなシーンがあります。ネタばらしになるのでここでは語りませんが、あのシーンがはたして元々のキャリーの恐怖に匹敵するものか、それは映画を見た人の判断にまかします。僕の意見を言えば、そうではなかった。あれはとって付けただけにしか見ない蛇足です。作った者の苦し紛れにしか思えません。クロエたんの演じたキャリーという人間で同じことをしても前作の怖さには及びませんし、考えた末にようやく出たのがあのラストだったんでしょうか。やはり、シシー・スペイセクの恨みパワーがあってこそのあの衝撃のエンディングです。
ホラー映画ではないと書きましたが、それはクロエたんを主軸にした場合です。物語に登場するキャリーの母親、キリストを狂信的に崇拝するその異常な母親を主軸にすると完全にホラーです。それほどこの母親が怖い。
前回と比較しても、かなり頑張ってます。演じるジュリアン・ムーアが相当怖い。スッピンで暗くやつれた姿は、精神に異常をきたしていると一目で分かります。いやあ外人のすっぴんは怖いですね。ハリウッドの奇麗な女優をすっぴんで検索したら分かるよ、ショックで寝込まないように。
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顔でホラーって決めつけたら相手に失礼なんだけどねwもちろん芝居も上手いです、だてに多くの映画祭で賞を取ってません。すっぴん顔と完璧な芝居の相乗効果でホラー映画になってます。褒めてるんだか褒めてないんだかw
それと、リメイクには前回にない見所があります。それはキャリーが超能力を使うシーン。今回は前作以上のパワーでキャリーの超能力が発揮されます。
元々の原作がそのように描かれていて、前回の超能力はプロムの惨劇を引き起こすだけで終わりますがリメイクはその後でも描かれます。
特撮技術の進歩した今の時代ですから映像はかなり迫力があります。それに観客も見たいはず、強大な超能力での破壊シーンを。『AKIRA』が世界に与えたインパクトはその後のSF映画や超能力を扱った映画に大きな影響を与えました。だとすれば見たいはず。映画はその期待に応えてくれる描写がいくつかあります。なかにはかなりかっこいい超能力シーンも。テンション上がりましたからね。欲を言えば、もっと破壊シーンがあればなと。キャリーの怒りと恨みはあれでは収まらないはず。せっかく鉄雄並みのパワーを身につけたんだから愚かな人間どもをみんなやっつけちゃえ。誰も非難はしない、キャリー、君は正しい。
キャリーd

最後にこの映画のもう一つの見所を。それはクロエたんの胸の谷間。シャワーが終わってバスローブに身を包んだ胸に谷間が・・目に焼き付けましたw
普段はお母さんお手製の地味な服を着て世間の目を気にしながら怯えて生きる彼女が、同級生に誘われたプロムの夜に自分で作った奇麗なドレスに身を包み、初めて恋する女の子の顔を見せます。そのクロエたんも凄く可愛い。
キャリーi
キャリーk

クロエたんに見惚れるもよし、ジュリアン・ムーアのすっぴん狂気に恐怖するもよし、超能力にエキサイティングするもよし、そんなリメイクに仕上がっている『キャリー』をぜひお楽しみください。

テーマ : ホラー映画
ジャンル : 映画

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