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『エベレスト3D』を鑑賞

『エベレスト3D』を鑑賞。
エベレスト
はっきり言って舐めてました。実際にあったことの映画化だ、そして雪山での遭難もの。奇跡体験アンビリーバボーのような奇跡的な感動話があるんだろうと、そんなわりかし軽い気持ちでの鑑賞であった。
まあ莫大な製作資金がかかってるんだし、それにタイトルに3Dと大きく書かれてるぐらいだからそれなりには迫力があるんだろうと。だいたい今時、恥ずかしげもなく大々的に3Dを謳い文句にする映画ほど信用できないものはない。そのほとんどが張ったりもいいところだ。でもこのタイトルは日本だけなんですよね、相変わらず日本の宣伝方法には問題が多すぎる。
しかし映画を見て気持ちが一変。
襲い来る自然の猛威、猛威にさらされ死にゆく人間たち、死への恐怖、そして彼らを故郷で待つ愛する者たち。ここではヒロイズムの一切がないのだ。あるのは非情なまでの現実。
エベレストが死の世界と言われる所以を思い知らされた。だからこそ、その恐怖に立ち向かっていった人間の生命力の強さにも感動する。最後には涙が溢れ出る。
確かに死を間近に体験するような恐ろしい映画ではあるが、それでも最後に崇高な想いを馳せてしまうのはなぜか。
嵐が晴れ、朝日に照らされて神々しく輝く山々と今もそこで眠る登山者たちの姿が崇高で気高く自分の目に映るのだ。
あと吹き替えのキャスティングが絶妙で、主人公のジェイソン・クラークを小山力也、登山者達をベースキャンプでサポートするサム・ワーシントンを杉田智和が演じる。
つまりは、ジャック・バウアーとメタルギアのカズだ(笑)彼らのおかげで少しでも気が休まるのだ。最悪の状態でも彼らならなんとかしてくれるだろうと(笑)

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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

『クーデター』の感想

『クーデター』を観賞。
クーデター
暴徒となって外国人を虐殺する反政府ゲリラが兎に角怖い。特に前半が際立っており、状況が把握できないまま暴徒たちから逃げ惑う主人公家族の恐怖が生の迫力で迫ってくる。どこを向いても悪意と狂気が立ち塞がり家族らを襲ってくるのだ。八方塞がりとは正にこのことだ。
そんな状況から逃げるために取る行動も実にリアルで、例え可能性が低くてもそれしか生きる道が残されていないといった決死の決断が更に緊迫感を増幅させる。迷いは即、死に繋がるのだ。
この恐怖に比べたらゾンビなどまだマシだ、なにしろ迷う猶予があるのだから。
この前半と比べて後半はややトーンダウンする。暴動が落ち着き、夜の闇に紛れて、あるいは物影に隠れながら家族は安全な場を目指すのだ。
まあこれはこれでサスペンスフルではあるのだが。


テーマ : 映画レビュー
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『博士と彼女のセオリー』の感想。

『博士と彼女のセオリーを観賞』。
セオリー
世界的な宇宙物理学者で今も存命であることからその人の人生を変に着色してしまうわけにはいかない。よってホーキング博士の人生をあるがままに描いた映画と言える。自叙伝を見るような感じだ。しかし恋の始まりから描くところに創作的面白みがあるのも事実だ。ホーキング博士と彼を愛した女性との愛の物語として涙する人も多いだろう。
実際にも多くの苦労があったようで、それを巧みな演出と役者たちの芝居によって心の機微を表現し映画的ドラマ性を加味している。そして最も映画的なのがラスト。
公演でホーキング博士は来場者からの質問を受ける。「あなたは無神論者だが、あなたにとっての人生哲学はなんであるのか」と。
それに答える直前にあることが起きる。はっきりとは明言しないが、それはその時初めて博士が神の存在を願った瞬間の行為だったのだろう。
ともあれ、この映画一番の見所は俳優の演技に尽きる。
ホーキング博士そっくりになりきったエディ・レッドメインの演技にはただただ驚くばかりだ。アカデミー男優賞受賞も当然の結果と言えるだろう。

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格闘映画好きなら必ず見よ!:『ウォーリアー』の感想

ツイッターの映画ミニレビューから
「ウォーリアー」を鑑賞。間違いなく数年に一度の名作と断言する。及び格闘映画としても映画史に残る作品だ。全米で巨大な総合格闘技大会が開催されそれに二人の兄弟が出場する。その戦いがとにかく凄まじく、これほどまで痛みと激しさと興奮を感じる格闘シーンを他の映画で見たことがない。
兄は物理の教師となって幸せな家庭を築き、弟は酒に溺れた父の元を母と二人で立ち去り母亡き後は軍へと入隊する。幼い頃に二人揃ってレスリングの教育を受けたがそれ以降は格闘とは無縁の人生を歩んでいた。だが二人は大会に出ることを決意する。その理由こそが戦う原動力だ。
兄は愛する者を守るために、弟は行き場のない怒りを拳に込めて相手と戦う。それが互いのファイトスタイルとなってかつてない戦いを繰り広げる。全身全霊、魂のぶつかり合いとは正にこのことだ。彼らの心と体の痛みが映画を見る側にも伝わってくる。
そしてこの映画は、父と兄と弟、彼ら三人の魂の救済の映画でもあるのだ。最後に全てが浄化され三つの魂が一つになったとき、自分は溢れる涙と心の震えを止めることができなかった。ぜひこの感動を体験してもらいたい。

ここからはミニレビューの補足
戦士a
この作品は2011年作品です。主人公兄弟の父親を演じたニック・ノルティはこの役でその翌年のアカデミー賞で助演男優賞を受賞しました。
自分のせいで不幸な目をあわせてしまった妻や息子達に罪悪感と後悔を感じており彼もまた人生に苦しんでいる。酒を断ち真っ当な人間に変わったと説明しても息子たちは彼を許しません。その姿は哀れの一言です。そんな人間をニック・ノルティは見事に演じています。
戦士d
それと同様に素晴らしい演技を見せてくれるのがトム・ハーディです。
酒浸りで暴力的な父親の元を母と二人で立ち去り、彼は病気で苦しんだ母の死を看取ります。
そのため彼が父親に抱く恨みは相当なのだ。
でも彼は父の元へ帰り格闘技大会に出場するために昔と同じようにトレーナーになってほしいと頼む。彼の父親に対する恨みは凄まじいはずです、おそらく殺したいほどに。なのに頼んだ。そこには、母に死なれたあとの彼の人生が関係していた。そしてある目的を絶対に叶えなければならなかった。だからこそ父親にトレーナーを頼むのだ。
しかし父を許したわけではない、その手で触れられることさえも拒み、父をまるでゴミを見るような存在として扱う。
そんな彼だが、時に後悔の顔を見せる。恨みしかない父なのになぜこんな気持ちになるのか。
そこにも理由があり、トム・ハーディは主人公の抱えるそれら複雑な内面を見事に演じ切っている。
戦士b
戦士c
それはもう一人の兄弟を演じた役者にも言えることで、これほどにバラバラになった親子が戦いの果てに最後に一つになる姿は本当に感動的だ。
今も思い出しながら鳥肌が立ってくる。
これほどの傑作なのになぜ公開されずにしかも今頃ソフトがリリースされるのか。
おそらく、トム・ハーディが主演した『マッド・マックス:怒りのデス・ロード』が関係してるんでしょう。マッド・マックスがなければ生涯リリースがなかった可能性が高い。
実は日本ではこんなパターンが多いんですよ。他にも沢山の未公開作品が存在している。
話題性のある作品公開とその吹き替えにタレントを起用するのも良いが、映画ファンが本当に見たい作品を劇場で上映してほしいものである。

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絵画界の佐村河内 守物語:『ビッグ・アイズ』

ツイッターの映画ミニレビューから
「ビッグ・アイズ」を鑑賞。ある一人の画家が描いた絵画がアメリカで大流行になるが、実はそれは全て画家の妻が描いた絵だったという実話。監督はティム・バートン。つまりは、佐村河内守が起こしたあの騒動と全く同じ事件だ。しかし画家のそれと比べたら佐村河内など可愛いもんだ。
妻を言いなりにし、世間を欺き、そうして富と名誉を手に入れた画家の悪行にはハラワタが煮えくり返る思いだ。その憎むべき画家を名優クリストフ・ヴァルツが完璧に演じている。憎いけどどこか愛嬌のあるキャラになっているのも彼だからこそ。その彼の芝居が最高潮に達するのが最後の裁判シーン。クリストス・ヴァルツ劇場オンステージと言っても過言ではない。もう腹を抱えて爆笑が止まりませんでしたw
果たして真実は暴かれるのか。ラストは痛快の一言です。実話の驚きと共に改めてビッグアイズの絵に魅了された作品でした。

ここからはツイッターレビューの補足
アイズ4
映画は、とにもかくにもクリストフ・ヴァルツが演じるキャラと彼の芝居の面白さに尽きるでしょう。
とにかく登場した時からうさん臭さ爆発で、口の上手さだけは達者なんです。それで奥さんが騙されてしまう。
でも思うんですよね、一緒ににいて彼が詐欺師だとまったく分からなかったのかと。後半で彼の素性がバレますが、一緒に並んで絵を描いてる時期がありましたから直ぐに分かるはずなんですよね。そこでも上手くだまくらかす。それがかなり苦しい言い訳なんですよ。映画を見てる人もそこで直ぐに気づくはずです。

アイズ2

その苦し紛れの嘘が全開になるのが最後の法廷シーン。弁護士にも見放され遂には自分で弁護士を演じて自分で自分を弁護するわけです。偽絵画師の次は偽弁護士になってしまった(笑)この思いつきは以前にテレビで見た弁護士のドラマがきっかけです。
弁護士になりきって嫁を尋問したり、しまいには証言台に座って自分の正当性を証言するしまつ。そこで自分の噓偽りの過去を自慢げに語る彼の姿にさすがの裁判長も呆れて怒ってしまいます。(笑)
でも思いません?ここまで長々と裁判を引っ張ってきて、そんなことよりも早々と決着をつける手段があるだろうと。
その通り、それが映画のクライマックスとして登場します。
そして偽画家の最大の見せ場もここ。その全身全霊をかけた満身の嘘にぜひ爆笑していただきたい(笑)
本当に、なぜこんな馬鹿に嫁は騙され長年言いなりになってきたんでしょうか。
ちなみに、この偽画家は今でも自分は本物の画家だと主張しているそうです。でも一作も自分の作品を発表してないそうだ(笑)


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ヒッシー

Author:ヒッシー
映画レビューから最新作の情報配信まで、映画に関する面白いことなら何でも書いちゃおうといったブログです。また映画フィギュアの紹介とそれを使ったコント劇も作っています。なぜか真面目な話が作れません(笑)と言うか、お笑いのほうが作ってて面白いし。
読んでくれた人に笑って楽しんでもらえる、そんなブログを目指しています。たまには真面目なレビューもするよ(笑)

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