百獣の王のコスプレ
8月13日から100回目を迎える夏のコミックマーケットが東京ビックサイトで開催された。開催は14日を含めて2日間、来場者は計11万人を記録した。コミケは夏と冬に行われ夏の開催はコロナ禍の影響もあって今回は3年ぶりの開催となった。しかしコロナ対策は以前としてあり入場者は抽選による来場に限られ人数を絞り込む方式が取られた。それでもこの猛暑に11万人である、上空から映し出されたその人数たるや、日本のオタクポップカルチャーの凄さをまざまざと見せつけられた。しかしこれでもまだましなほうなのだ、中止前は更なる熱気に包まれていたのだから。前日の深夜から長蛇の列を作る人々、始発の電車から降りるなりお目当ての同人サークルへ行くため猛ダッシュで改札口を走り抜ける多くの人らの姿はコミケ名物の風物詩と言えた。
コミケとは主に漫画やアニメの2次創作の同人誌やグッズを売る場のことである。あとはオリジナルの漫画や小説なども販売している。人気サークルに至っては売上額も相当なものであると聞く。また一般のサークルだけではなくプロの作家が参加しているのもコミケ人気の一因だ。それに多くのコスプレイヤーが集まるのもこのイベントのお楽しみと言える。
ちなみに自分もオタクの端くれ、ではコミケに行きたいのかというと実際はそれほどでもない。まず2次創作物の面白さがイマイチ理解できない。自分の好きな漫画やアニメのキャラクターが原作にはない表現でオリジナルの物語りを紡ぐのが面白いんだろうか。その2次創作が原作とまったく同じ絵なら少しは興味が湧くかもしれないが。コスプレ鑑賞は結構好きである。自分の住む大阪にも西日本最大のコスプレイベントがあり数年前まで毎年のように足を運んで写真を撮っていた。今はコロナでイベントができてないが。それ目当てでコミケに行ってみたいとは思う。
実は今回のコミケにあの武井壮が北斗の拳のケンシロウのコスプレで参加していたのだ。チョイスが良い、さすがはあらゆる陸上種目を制し自称百獣の王を名乗ってるだけはある。世紀末救世主に相応しい。とうの本人が言ってることは少しズレているが。「冬のコミケはウマ娘かな」と。武井壮がウマ娘のコスプレをするだと?珍しさで見たいような見たくないような。でも何故突然コミケに出ようと思ったんだろう。まあなによりこんな有名人がオタクの祭典に来てくれるって嬉しいことだよね。
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